コラム“晴耕雨読”  595件

file55 九州鉄道尾倉橋梁

市原猛志   【1890年竣工/北九州市八幡東区/煉瓦造】    関西から知人が訪れるというので、地元北九州の中でもとりわけ奇観とも言うべき産業遺産を案内しようと車の助手席から色々とガイドした。まず訪れたのが、古くからあ
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第332回 独り住まいとなって

前山 光則  先月18日、妻・桂子が亡くなった。6月に71歳になったばかりであった。昨年秋に膵臓癌の手術を受けて以来、療養を続けてきたのだが、今年の春になって以前病んだことのある乳癌までが再発し、肝臓に転移してきて、どう
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file54 帝国麦酒門司工場醸造棟

市原猛志   【1913年竣工/北九州市門司区/煉瓦造・鉱滓煉瓦造7階建】    最初に見たとき、多くの見学者がその姿に圧倒される。煉瓦造でこれだけの階層をもった建物は日本において稀有であり、今では建築基準法上建てること
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第331回 石牟礼道子の短歌時代

前山 光則  前々回・前回と続けて与謝野晶子、若山牧水の短歌について触れたが、そんなことをやっているうちに今年の2月に90歳で亡くなった石牟礼道子さんのことが浮かんできた。  晶子も牧水も、若いうちに青春をめいっぱい謳歌
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file53 門司麦酒煉瓦館

市原猛志   【1913年竣工/北九州市門司区/鉱滓煉瓦造・鉄筋コンクリート造2階建】    ゴールデンウィーク期間中、門司港界隈では各種のイベントが催され、多くの観光客でにぎわうが、そこから電車でふた駅のところにある門
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第330回 若い頃の歌、年とってからの歌

前山 光則  前回は、与謝野晶子が自身の若い頃の歌集『乱れ髪』について晩年にはほとんど全否定に近い状態だったことを話題にした。そして、そのことについて、しかし、さて、なあ、などと与謝野晶子の苛烈さに「?」印をつけたくなっ
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第329回 世評と自分の想いと

前山 光則  最近、岩波文庫版の『与謝野晶子歌集』を開いてみた。与謝野晶子は、明治34年(1901)に満22歳で『乱れ髪』を刊行して以来、最晩年昭和17年(1942)刊の『白桜集』に至るまで全部で27冊の歌集を刊行してい
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file52 三井化学J工場

市原猛志   【1938年竣工/福岡県大牟田市/鉄筋コンクリート造6階建】    建物における、いわゆるモダニズムと呼ばれる様式には、いくつかの鉄則があるが、その最たるものに構造と機能の一致が挙げられる。建物がその要求さ
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第328回 麦島勝さん逝く

前山 光則  『昭和の貌《あの頃を撮る》』(弦書房)の麦島勝さんが、5月17日に亡くなられた。  今年の3月13日、人吉市在住の麦島ファンS氏が久しぶりに所用で八代へ出て来た。それで、それならば麦島さんに会いましょうよと
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file51 龍湖瀬坑

市原猛志   【1873年開鑿/福岡県大牟田市/炭鉱跡】    三池炭鉱は筑豊や長崎などの炭鉱地帯と違い、その炭鉱史のほとんどの期間を三井一社が採掘していたが、明治初期には官営炭鉱としての歴史を持っていた。明治初期の官営
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