本のある生活 302件

第302回 かかあ天下とうどん

前山 光則  北海道を旅したのは5月30日までであった。以後は、6月8日まで神奈川県相模原市の親戚宅に厄介になってあちこち動いた。  6月1日、曇り。1人で群馬県桐生市へ出かけた。現地へ午前11時過ぎに着いて、JR両毛線
read more..

第301回 函館と啄木の歌

前山 光則  5月28日・29日は函館市に泊まった。  函館は清潔感があって好感が持てる町だ。ガイドブックには函館駅前の朝市がよく紹介されるが、それよりも街なかの自由市場の方が気さくな雰囲気があった。五稜郭の中をゆっくり
read more..

第300回 網走にて

前山 光則  5月26日の夕方、網走市へ入った。ああ、最果ての地へ来たなあという気持ちだった。多分、若い頃に観た高倉健主演の任侠映画「網走番外地」シリーズの影響だろう。実際、網走市三眺(さんちょう)国有無番地にある網走刑
read more..

第299回 知床半島へ

前山 光則  知床岬へ行きたかった。「知床の岬に はまなすの咲く頃/思い出しておくれ 俺たちのことを……」、森繁久彌や加藤登紀子がうたったこの「知床旅情」に以前から親しみを持っていたからだ。だが陸の方には車が通れるような
read more..

第298回 阿寒湖畔にて

前山 光則  5月24日、午前8時には釧路の宿を出発し、マリモで知られる阿寒湖を目指した。  午前9時過ぎ、釧路湿原の東の端っこ温根内(おんねない)ビジターセンターに立ち寄った。センター付近の木道(遊歩道)へ下りてみたが
read more..

第297回 お婆ちゃんの蕎麦は二度おいしかった

前山 光則  5月下旬から6月8日まで、家の者と一緒に北海道と東京方面とを巡ってきた。  九州はやや暑い季節に入っていたのに、北海道はまだ蝦夷桜が咲き始めたばかりで、夜は寒かった。空気が澄んで湿り気がなく、イングランドや
read more..

第296回 小鹿田の里にて

前山 光則  4月22日は、朝の8時前には杖立温泉を発って大分県日田市へ出た。そして日田で、友人のI氏と共に作家・河津武俊氏と会った。河津氏の『肥後細川藩幕末秘聞』(弦書房)の文庫版が出来上がったばかりとのことで、若葉繁
read more..

第295回 温泉場にて

前山 光則  4月21日、杖立温泉に一人で泊まった。谷あいの、昔からある温泉場。湯治場の気どらぬ雰囲気が今も濃厚で、好感が持てるのである。だから、以前から一度ゆっくりここで過ごしてみたいもんだと思っていた。  熊本市方面
read more..

第294回 あれから一年

前山 光則  4月中旬は、弦書房から刊行されたばかりの『熊本地震2016の記憶』を読んだり日記を取り出して記憶を確かめたりしながら、地震のことを思い返して過ごした。  去年の4月14日、午後9時25、6分頃だった。2階で
read more..

第293回 火鉢にあたりながら

前山 光則  4月10日、八代市坂本町の木造3階建て鶴之湯旅館に気の置けない者たち13人が集まり、にぎやかに花見会が行われた。  そこは八代市の中心街から15㎞ほど谷を溯った球磨川右岸に立地しており、旅館の下は清流が音を
read more..

 (302件中) 1〜10件目[1][2][3][4][5][10][20][30]...最後へ
Copyright © 2010 GenShobo. All Rights Reserved.