本のある生活 308件

第308回 最後に買い物

前山 光則  7月10日、朝。もう「島尾敏雄生誕100年記念祭」も昨日で終わってしまい、今日は帰らなくてはならない。名残惜しくて、午前5時過ぎには外へ出てみた。宿の前の道路を、若い男女たちがぞろぞろ歩く。盛り場で呑んで、
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第307回 街なかでミキを飲む

前山 光則  今度の奄美旅行では、「島尾敏雄生誕100年記念祭」の催しへの参加だけでなく土地の名物も愉しむことができた。第一、3連泊したホテルでは、朝食はバイキングであるが、その中に嬉しいことに鶏飯コーナーもあったのだ。
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第306回 一たす一も知らないで

前山 光則  7月8日の午後は、昼御飯が済むとまた海上タクシーが来てくれて、みんなを20分ほどかけて同じ加計呂麻島の中の生間(いけんま)へ連れて行ってくれた。ここは波止場も埠頭もあって、ちゃんとした港である。すでにバスが
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第305回 加計呂麻島の浜辺を歩いた

前山 光則  7月8日、快晴。「島尾敏雄生誕100年記念祭」の2日目であり、この日は加計呂麻島散策ツアーが行われた。  午前8時20分頃に集合場所の奄美市役所玄関前へ行ってみると、すでに大勢の人たちが来ていた。30分後、
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第304回 久しぶりに奄美へ

前山 光則  久しぶりに奄美へ行ってきた。  友人が、7月7日から9日にかけて鹿児島県奄美市や瀬戸内町で「島尾敏雄生誕100年記念祭」が催されるゾ、と教えてくれたのである。いや、それは面白い、ぜひ行ってみたいと思って、思
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第303回 川風に吹かれた

前山 光則  旅の終わり近く、何の予定も立てずに独りで東京都内を気ままに歩こう、と思った。  だから、6月6日、御茶ノ水駅でフラリと下りた。神田川にかかる昌平橋を渡った頃、ちょうど午前11時だった。まずは神田明神へと行っ
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第302回 かかあ天下とうどん

前山 光則  北海道を旅したのは5月30日までであった。以後は、6月8日まで神奈川県相模原市の親戚宅に厄介になってあちこち動いた。  6月1日、曇り。1人で群馬県桐生市へ出かけた。現地へ午前11時過ぎに着いて、JR両毛線
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第301回 函館と啄木の歌

前山 光則  5月28日・29日は函館市に泊まった。  函館は清潔感があって好感が持てる町だ。ガイドブックには函館駅前の朝市がよく紹介されるが、それよりも街なかの自由市場の方が気さくな雰囲気があった。五稜郭の中をゆっくり
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第300回 網走にて

前山 光則  5月26日の夕方、網走市へ入った。ああ、最果ての地へ来たなあという気持ちだった。多分、若い頃に観た高倉健主演の任侠映画「網走番外地」シリーズの影響だろう。実際、網走市三眺(さんちょう)国有無番地にある網走刑
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第299回 知床半島へ

前山 光則  知床岬へ行きたかった。「知床の岬に はまなすの咲く頃/思い出しておくれ 俺たちのことを……」、森繁久彌や加藤登紀子がうたったこの「知床旅情」に以前から親しみを持っていたからだ。だが陸の方には車が通れるような
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