本のある生活 343件

第153回 教室での再会

前山 光則  ひどく暑い毎日である。そんな中、今、ある公的な機関から現役の教師たちに経験談を語ってやってくれと依頼されたので、準備中である。定年退職してから5年、わたしの中では学校という場は遠いはるかな過去の風景となって
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第152回 先達はあらまほしきことなり

前山 光則  最近、雑誌「マグナカルタ」3号所載の乳井昌史氏のエッセイ「愛川欽也と巣鴨の〃人情寿司〃」を読んで、意外なことを教わった。   乳井氏は、新聞記者をしていた頃、東京の巣鴨駅前商店街の横丁にある寿司屋の旦那が「
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第151回 「ゆのつるの記」 を読む

前山 光則  石牟礼道子氏の昭和36年発表のエッセイ「ゆのつるの記」を読み返してみた。  水俣市の山間部、湯治場として知られた湯の鶴温泉での話だ。朝、石牟礼氏が谷川の半分を仕切って板囲いしてある共同浴場へ浸かりに行ったら
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第150回 お見舞いをしてきた

前山 光則  最近、知人・友人が相次いで癌治療のため入院した。その内の1人、年上のE氏を数日前にお見舞いしてきたが、抗癌剤の副作用にめげず病院食を残さず食べておられるので安心した。ちゃんと食べるのは、即、病いと闘う意欲が
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第149回 横参道と湧水

前山 光則  今、江戸時代の旅行家・古川古松軒の『西遊雑記』と橘南谿『西遊記』を開いている。古松軒は、天明3年(1783)、九州地方を旅した折りに肥後の国の阿蘇を訪れているが、阿蘇神社あたりは湿地で、道も社地のまわりも雑
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第148回 今日もがんばっぺしよー!

前山 光則  近所のあちこちで紫陽花や菖蒲が咲き、枇杷の実が熟れて、干拓地の池では牛蛙が鳴く。空がこのところ曇りがち、風が吹いても湿っぽいなあと思っていたら、5月27日、テレビニュースで梅雨入りが報じられ、やはりそうだっ
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第147回 いいものを観た

前山 光則  5月13日の夜、八代市日奈久温泉の多目的ホールひなぐ夢倉庫で俳優・佐々木梅治さんの読み語り「父と暮らせば」(作・井上ひさし)を観た。観客は約150人程だったが、立ち見客もいた。舞台には佐々木さんの他は誰も登
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第146回 明治の時間が流れる

前山 光則  近くに住む友人から、「人吉の焼酎屋さんが明治時代の球磨焼酎を再現しよるらしいが、今の焼酎とどう違うと?」と聞かれた。新聞記事で紹介してあったのを見たらしい。  単純に言えば、現在の球磨焼酎は白米を原料とし、
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第145回 はじめての佃

前山 光則  学生時代、アルバイト先のお使いでよく銀座から築地市場の研屋さんへ行っていたものだ。また、友人たちと共に築地の先の勝鬨橋を渡り、月島も通り越して夢の島まで第五福竜丸を見に行ったこともある、という具合にあのあた
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第144回 饂飩・鯰・花袋

前山 光則  三浦半島を歩いた翌日には群馬県の館林市へ行った。朝ゆっくり起きたので動き始めた時には午前10時を過ぎており、だから館林駅に着いたのは午後1時20分であった。  ここらは饂飩(うどん)屋が多い。5年前に来た時
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