本のある生活 316件

第126回 止められない!

前山 光則  町を歩いていてラーメン屋があると、気になる。それも、客の7、8人でも入れば満員になってしまうような小さな店。ついつい心惹かれてしまうわけで、自分はラーメン好きなのだなとつくづく思う。若い頃は、町へ呑みに出た
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第125回 湯田温泉にて

前山 光則  11月30日と12月1日、8人連れで山口市の湯田温泉に行った。湯田にはなにかと縁があり、もうこれで何度目だったろう。  湯が良い。泊まった宿の源泉掛け流しの風呂に夜も翌朝もみっちり長湯した。透明な柔らかい湯
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第124回 祭りに酔う

前山 光則  祭りの日は、年甲斐もなく浮きうきしてしまう。11月23日、全国的には勤労感謝の日だが、八代市では九州三大祭の一つ八代神社(妙見宮)の秋祭りだったのである。  朝飯を済ませて川向こうのアーケード通りまで1キロ
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第123回 ある常連客

前山 光則  知り合いが、用事があって何日間か東京へ行ってきたという。「良いなあ」と羨んだら、「あんたもよく行くでしょうが」と笑われた。言われてみればその通りだが、田舎に暮らしていると時折り東京が恋しい。しかも、寒い時季
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第122回 クロツラヘラサギを視る

前山 光則  このところ冷えてきた。朝の散歩も、午前6時過ぎに家を出るとまだうす暗いし、土手へ出て風でも吹いていればつらいものがある。それで、11月12日は時間を遅らせて、朝食の後、9時前頃から家を出たのだった。  家の
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第121回 船頭さん引退す

前山 光則  11月1日の朝、新聞を開いたら「球磨川渡し舟、歴史に幕」との大きな見出しで、熊本県球磨村の渡し舟が10月31日に運航をやめたと報じていて、驚いた。記事によれば、船頭の求广川八郎(くまがわ・はちろう)さんは約
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第120回 定型の功徳

前山 光則  前回、石牟礼道子氏の若い頃の「雪の辻ふけてぼうぼうともりくる老婆とわれといれかはるなり」等の短歌作品について触れてみたが、次々に湧いて止まない思念や感情が詠まれており、一種切実なものがあった。それにしても、
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第119回 いれかはるなり

前山 光則  このところ秋も深まりめっきり冷えてきたので、例年のとおり屋根裏部屋へ移った。そして、今、石牟礼道子氏の作品を読んでいる。   ひとりごと数なき紙にいひあまりまたとぢるらむ白き手帖を   おどおどと物いはぬ人
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第118回 下関にて

前山 光則  10月17日(火)・18日(水)、用事があって山口県の下関市へ行ってきた。下関は、好きな町だ。海峡に面して景色が良いし、吹きくる風になんとなく中国大陸や朝鮮半島の匂いがするような気がしてならない。  日も暮
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第117回 御御御付けの思い出

前山 光則  この頃、味噌汁がおいしい。  夏の暑い時季にはそう欲しいと思わなかったが、秋に入ると気温が下がり、朝晩なんか肌寒いから、無性にあたたかいものが恋しくなる。それに、出し子や味噌の匂いにはなにか懐かしさのような
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