本のある生活 338件

第48回 春の夜、熊本城で

前山 光則  今まで能楽というものに関心が持てなかった。はっきり言って、退屈。毎度、しっかり鑑賞しなくっちゃと力んで舞台の方へ目を向け続けるのだが、やがて眠気に勝てなくなる。  でも、4月23日(土)の夜はこの古典芸能に
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第47回 俳句が語る昔

前山 光則  或るタウン誌に、「いい句見つけた」と題して秀句紹介の連載をしている。今度は井上微笑(いのうえ・びしょう)を取り上げようかな、とこの俳人の句集を開いたところ、面白い。昔の田舎の様子がよく分かるのだ。   貝吹
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第46回 三角州の中で

前山 光則  今、桜が散り始めるのと入れかえにいろいろの木々の若葉が目立ち始めている。さわやかな季節到来なのだが、気が晴れない。前回も触れたように、大震災以来、落ち着かないのだ。被災地のこと原発事故のことを思って胸が痛く
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第45回 ナイフとピストル

前山 光則  今、あちこちで桜が咲き、場所によってはほとんど満開の状態である。良い季節なのだが、単純には喜べない気分だ。3月11日の大震災以来、なにかにつけてテレビをつけてみる。被災地の状況が気になる。遠く離れた九州でも
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第44回 「縁故節」と出会う

前山 光則  こないだ上京した時には山梨県まで足を伸ばし、大月市で禅寺の住職をしている五歳年上の従兄にも久しぶりに会った。昼間は甲府盆地内の寺や美術館等を巡り、夜は従兄の寺で酒を酌み交わし、愉しく過ごしたのである。  車
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第43回 天変地異の怖さ

前山 光則  東北・関東の地震と津波のもの凄さには圧倒された。未曾有(みぞう)の事態である。  3月11日、午後3時半頃に行きつけの喫茶店で地震のことを知った。それで帰宅後テレビをつけたら、東北の港町を津波が呑み込む様や
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第42回 東京ぶらりぶらり

前山 光則  都会はくたびれるところだ、と思う。あんまり人が多すぎて「人酔い」するし、皆さんそそくさ歩くからこちらまで気が急(せ)いてしまう。でも、この2月末から10日間ほど東京へ行って来て、そうでもない界隈(かいわい)
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第41回 やよ忘るな

前山 光則  村上護・著『けさの一句』をめくっていたら、風変わりな句にぶつかった。    粉乳とパンの廊下をやよ忘るな    攝津幸彦  季語のない、破調気味の詠み方だが、「あおげば尊し」の一節が使われているので春らしさ
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第40回 「伊豆の踊子」を読む

前山 光則  あちこちで梅が満開。町の商店街を歩くとおひな様が飾ってあり、その代わり球磨川の青海苔採りはもう終わろうとしている。政治情勢は安定せず、大相撲が八百長問題で大揺れ、霧島連山で新燃岳の噴火が続く等々、世の中なに
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第39回 早春の八女・柳川へ

前山 光則  2月10日(木曜)、福岡県の八女市と柳川市を巡ってきた。八代市立図書館主催の文学散歩の案内役として同行したのである。  曇り空の下、貸し切りバスに29人が乗って午前8時半に八代を出発。八女市の中心部まで、所
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