本のある生活 343件

第53回 1人で旅をした時は……

前山 光則  梅雨に入って、よく降る。今日も朝から雨、好きな散歩もあきらめた。つまらないなあ。  梅雨季に1人で旅をした3年前のことがしきりに思い出される。5月末から6月上旬にかけて東京・沼津・軽井沢そして群馬県内をゆっ
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第52回 「日南讃歌」を観に行く

前山 光則  5月24日(水曜)、行きつけの喫茶店主A氏に誘われて、雨の中を宮崎県日南市へ出かけた。A氏が10人乗りの大きな車を借りてきて運転までしてくれて、総勢7名、井山忠行(いやま・ただゆき)作の壁画「日南讃歌」を観
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第51回 白寿を祝す

前山 光則  昨日、近所を歩いたら麦の色づき具合がほとんど黄金色、とても良かった。そしてわが家の庭では枇杷の実が熟しつつある。近いうちには椀(も)いで食べられるゾ、いや、まだまだかなあ。他愛もなく愉しみである。  最近、
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第50回 現地からの声を読む

前山 光則  この頃、近所で晩白柚(ばんぺいゆ)等の柑橘類の花々が濃厚な香りを発していたが、今日あたりは少し散りつつある。代わって目立つのが青梅である。丸くて、つやつやして、鈴生りだ。木々の緑も濃くなって、初夏の趣きとい
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第49回 てきぱきとゆかぬまま……

前山 光則  この頃、屋根裏部屋がだいぶん暑くなってきたから、5月2日、1階の部屋へ移ることにした。2日後には友人たちと球磨川水源地へ出かけることにしていたので、その前にしておかなくっちゃ、と殊勝な気持ちになり、てきぱき
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第48回 春の夜、熊本城で

前山 光則  今まで能楽というものに関心が持てなかった。はっきり言って、退屈。毎度、しっかり鑑賞しなくっちゃと力んで舞台の方へ目を向け続けるのだが、やがて眠気に勝てなくなる。  でも、4月23日(土)の夜はこの古典芸能に
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第47回 俳句が語る昔

前山 光則  或るタウン誌に、「いい句見つけた」と題して秀句紹介の連載をしている。今度は井上微笑(いのうえ・びしょう)を取り上げようかな、とこの俳人の句集を開いたところ、面白い。昔の田舎の様子がよく分かるのだ。   貝吹
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第46回 三角州の中で

前山 光則  今、桜が散り始めるのと入れかえにいろいろの木々の若葉が目立ち始めている。さわやかな季節到来なのだが、気が晴れない。前回も触れたように、大震災以来、落ち着かないのだ。被災地のこと原発事故のことを思って胸が痛く
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第45回 ナイフとピストル

前山 光則  今、あちこちで桜が咲き、場所によってはほとんど満開の状態である。良い季節なのだが、単純には喜べない気分だ。3月11日の大震災以来、なにかにつけてテレビをつけてみる。被災地の状況が気になる。遠く離れた九州でも
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第44回 「縁故節」と出会う

前山 光則  こないだ上京した時には山梨県まで足を伸ばし、大月市で禅寺の住職をしている五歳年上の従兄にも久しぶりに会った。昼間は甲府盆地内の寺や美術館等を巡り、夜は従兄の寺で酒を酌み交わし、愉しく過ごしたのである。  車
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