本のある生活 335件

第25回 股旅ものに瞼うるうる

前山 光則  毎日代わり映えしない生活をしていても、たまには良いことがあるものだ。女房が芝居の招待券を2枚貰ってきたのである。「第29回全国座長大会in熊本」とある。熊本市を拠点にして活躍する玄海竜二の芸能生活50周年記
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第24回 体育の日をどう過ごしたか

前山 光則  こないだの10月11日は「体育の日」。スポーツにいそしむ日だそうだが、わたしはそんな柄でもない。家でおとなしくテレビを観ていたところ、東北地方の山々が映し出され、今、紅葉真っ盛りなのだという。羨ましかった。
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第23回 秋の夜長に『天草100景』

前山 光則  8月の下旬からあわただしい日々が続いたが、10月に入ってわりとヒマになってきた。気づけば異常な残暑は去り、暑くもなく寒くもなく、心地良く風が吹く。秋らしくなったなあと思う。  昨日、朝から球磨川の河口へ行っ
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第22回 三鷹駅前散歩

前山 光則  前回に続いて、東京旅行のことである。  9月15日(水曜)、JR三鷹駅前をぶらついたのだ。駅のすぐ横を玉川上水が流れており、作家・太宰治が昭和23年に山崎富栄と共に身を投げたあたりまで歩いて10分もかからな
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第21回 どすこい、どすこい

前山 光則  東京に1週間行ってきたが、最も楽しかったのは9月14日(火曜日)、妻と娘を伴って大相撲秋場所3日目を観戦したことだ。  午後1時半、JR両国駅に電車が着くと、目の前が国技館である。相撲に詳しい美人Y嬢と落ち
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第20回 人に告ぐべきことならず

前山 光則 ▲午前5時27分、植柳(うやなぎ)橋。球磨川にかかる橋。 歩道だけの橋だから、気楽である。車の通る橋はすぐ左横に かかっている。川風が気持ちよく吹いていた  秋である。異常気象のため昼間は暑いが、朝夕は涼しい
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第19回 テレビの前に坐る時

前山 光則  暑い暑いと嘆きながら毎日を過ごしていたが、朝方散歩するとすでに田んぼに案山子が立ち、稲穂もだいぶん色づいてきている。ほのかに米の香りがするのだ。なんだか風の吹き具合も違ってきているなあ、と思ったら、稲穂が「
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第18回 山頭火と遊漁鑑札

前山 光則  残暑厳しい毎日だが、今、イベントの準備を少々手伝っている。わたしの住む熊本県八代市の日奈久(ひなぐ)温泉には昭和5年に放浪の俳人・種田山頭火が3泊した時の木賃宿「おりや(織屋)」がそのまま残っており、それを
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第17回 本を読んだり出かけたり

前山 光則  暦の上ではすでに秋になったとはいえ、まだ涼しくならない。残暑厳しいどころか、猛暑の連続である。  しかし負けてはいない。8月14日、読書に熱中した。三原浩良・著『古志原から松江へ』(今井書店)という本だ。島
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第16回 西銀座にあった球磨焼酎の店

前山 光則  球磨焼酎について調べていると、おもしろい読み物に出くわす。その1つが、吉良至誠という人が昭和28年に発表したエッセイ「東京人吉版—東京通信・その一」である。  この人は朝日新聞の記者で、かつて球磨焼酎の里・
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