本のある生活 338件

第18回 山頭火と遊漁鑑札

前山 光則  残暑厳しい毎日だが、今、イベントの準備を少々手伝っている。わたしの住む熊本県八代市の日奈久(ひなぐ)温泉には昭和5年に放浪の俳人・種田山頭火が3泊した時の木賃宿「おりや(織屋)」がそのまま残っており、それを
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第17回 本を読んだり出かけたり

前山 光則  暦の上ではすでに秋になったとはいえ、まだ涼しくならない。残暑厳しいどころか、猛暑の連続である。  しかし負けてはいない。8月14日、読書に熱中した。三原浩良・著『古志原から松江へ』(今井書店)という本だ。島
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第16回 西銀座にあった球磨焼酎の店

前山 光則  球磨焼酎について調べていると、おもしろい読み物に出くわす。その1つが、吉良至誠という人が昭和28年に発表したエッセイ「東京人吉版—東京通信・その一」である。  この人は朝日新聞の記者で、かつて球磨焼酎の里・
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第15回 淵上毛錢と俳句

前山 光則  熊本県水俣市に住む書道家の渕上清園氏が、淵上毛錢の全集(全1巻、昭和47年国文社刊)未収録俳句一覧や収録句の誤りをチェックしたメモ等を送って下さった。ありがたいことである。清園氏は毛錢と同姓だが、親戚でも何
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第14回 島へ行きたい!

前山 光則  暑い、暑い。このコラム「本のある生活」第1回の時は屋根裏部屋にいたのだが、あれは春なお寒い2月のこと。屋根裏は早くからサウナ状態なので、1階の方で過ごしている。  毎朝5時に起きて散歩する。家のすぐ近くを球
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第13回 忘れ得ぬもの

前山 光則  時折り球磨焼酎の醸造元を訪問するが、いろいろ見聞できて面白い。  C酒造では、煉瓦製の煙突が忘れられない。かつては焼酎製造になくてはならぬものだったのだが、今ではまったく無用のものと化し、ただ象徴的なオブジ
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第12回 牧水を読みたくなった

前山 光則  雨がよく降る。降らない時はうす暗く曇るし、なかなかカラッと晴れてくれない。こう毎日雨や曇り空ばかり見ていると、気持ちまで湿りがちになる。  ふいに、『若山牧水歌集』(岩波文庫)を読みたくなった。それも、気ま
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第11回 雨降る人吉へ

前山 光則      6月22日、人吉市で絵を観て来た。今年の2月に59歳で逝った画家・厚地宣行の遺作展「もっと見る・もっと知る」が、ギャラリー「ひとよし森のホール」で行われていたのだ。すでに遺作展は5月下旬から6月上旬
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第10回 桶屋が儲かるまでには

前山 光則      今日も雨が降る。じめじめするが、梅雨に入ったのだから仕方ないか。本を読んだり、机のまわりを整頓したりして過ごしている。雨が多い代わりに紫陽花が美しいし、雨蛙の鳴くのも聞いていて気持ちいい。 ▲紫陽花
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第9回 諫早への小旅行

前山 光則  5月下旬、長崎県の諫早市に2泊してきた。諫早湾の奥まったところ、小高い丘陵に囲まれるようにして町があり、真ん中を本明川が流れている。干拓事業のため湾が潮受け堤防で締め切られてしまう以前は、この川にも潮が上が
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