既刊一覧 271件

石牟道子全歌集 海と空のあいだに

石牟礼文学の出発点ともいえる短歌の、1943年~2015年の未発表のものを含む670余首を収録。
『苦海浄土』(1969)刊行以前に詠まれた初期短歌と『アニマの鳥』
(1999、のち『春の城』)刊行前後から詠まれた短歌を中心に集成。

 石牟礼道子は『苦海浄土』『椿の海の記』『天湖』『春の城』等々、たくさんのすぐれた作品を書きのこした。長い作品もあれば短編も書いたし、味わい深いエッセイの類も非常に多い。さらに詩を書き、俳句・短歌も詠んだ。能の台本もある。石牟礼道子の作家活動は多面的だった、と言って良い。 さて、その文学的出発点に何があったかと考えると、短歌は無視できない。
(「解説」から)

  • A5判/366頁/上製
  • 978-4-86329-195-9 C0092
  • 定価 2600円 (+税)
  • 2019年10月発行
ていねいに生きて行くんだ

ていねいに生きる人たちへ、畏敬の念をこめて贈る一冊。加計呂麻、水俣、東京、福島・・・石牟礼道子、島尾敏雄との交流も含めて過去から現在まで、小さな旅の記憶をたどり書きとめた70のエッセイ集

  • 四六判/288頁/並製
  • 978-4-86329-194-2
  • 定価 2000円 (+税)
  • 2019年9月発行
画文集 鼓動しずかに

繊細なペン先から紡がれる緻密な“視野”
卓越した画力による絵画作品120点と珠玉のエッセイ12篇で構成。
18年の歳月をかけて綴じた著者渾身の一作。

  • A5判/192頁/上製
  • 978-4-86329-191-1
  • 定価 1900円 (+税)
  • 2019年7月発行
米旅・麺旅のベトナム

もうひとつの瑞穂の国から
米のうまさ、豊饒な奥深さが
香り立つ ベトナムの旅
米と箸の国は懐かしさと
驚きにあふれていた

  • A5判/220頁/並製(カラー108頁、写真160点)
  • 978-4-86329-193-5
  • 定価 1800円 (+税)
  • 2019年8月発行
産業遺産巡礼《日本編》

身近なまちかどの産業遺産200選
その遺産はなぜそこにあるのか。その価値はどこにあるのか。

◆全国津々浦々さらに海外まで、20年におよぶ調査で巡礼した遺産件数約10000件、写真データは35万点。その中から選りすぐりの212か所をご案内。

◆確かな視点と多様なフィールドワークからとらえた600点以上の写真と平易明快な文が語る〈近代化〉の歴史と現代を重ねて記録した巡礼記の決定版。

  • A5判/318ページ/並製(カラー272頁・写真600点)
  • 978-4-86329-192-8
  • 定価 2200円 (+税)
  • 2019年7月発行
FUKUOKA U ブックレット 16
映画にみる韓国と日本

海を渡って、こんなに変わった!
『泥だらけの純情』『鍵泥棒のメソッド』『リトル・フォレスト』を中心に、韓国の日本映画研究者による映画を通した比較文化論です。日本に原作がある、あるいは日本映画のリメイク作品に対して韓国人はどのようなところに魅力を感じるのでしょうか。また、同じ原作からできた両国の映画を比較してみると果たしてどのようなところが違うのでしょうか。

  • A5判/60ページ/並製
  • 978-4-86329-189-8
  • 定価 680円 (+税)
  • 2019年6月発行
天草島原一揆後を治めた代官鈴木重成

捨身懸命の生涯。一揆後、疲弊しきった天草と島原で、戦後処理と治国安民を12年にわたって成し遂げた徳川家の側近・鈴木重成とはどのような人物だったのか。重成が実行した特異な復興策とその思想を、天草の鈴木神社宮司が浮き彫りにする。

どのような《復興策》を講じたのか。
・原城で死んでいったキリシタンを仏式で供養。恩讐も宗教の違いも越えた救済と融和を目指した。
・村民の心のよりどころである神社を復興。
・村内を再編成。移民を誘致。大胆な年貢減免。
・キリシタン対策も行う一方で、兄・正三が、庶民のための仏教と勤勉の哲学を説く。

  • A5判/280ページ/並製
  • 978-4-86329-190-4
  • 定価 2200円 (+税)
  • 2019年6月発行
日本統治下の朝鮮シネマ群像

日本統治下の朝鮮社会を生き生きと再現した朝鮮映画フィルムが2005年以降、北京の中国電影資料館などで続々と見つかり、日韓の研究者たちに衝撃を与えた。本書は、その制作にかかわった監督、脚本家や俳優の軌跡を通じて、日朝同時代史のリアルな実相を描いた労作。主に、1930年代から1940年代に制作された4本の映画『望楼の決死隊』(今井正監督)『授業料』(崔寅奎監督)『家なき天使』(同)『半島の春』(李炳逸監督)を中心に読み解き植民地朝鮮を当時の人々はどのように見ていたのか、その内実に迫る。

  • 四六判/330ページ/並製
  • 978-4-86329-188-1
  • 定価 2200円 (+税)
  • 2019年5月発行
やおいかん熊本地震

2度の震度7の激震から3年――熊本の今は、私たちの明日かもしれない。

1995年1月の阪神淡路大震災、2011年3月の東日本大震災、2016年4月の熊本地震など数えきれないほどの地震がどこかで起こる。そして地震は、火災や洪水と違って予測することができない。突然襲ってくる。地震直後の被災の現状、余震のようす、復興への苦難の道のりについて、いわゆる震災の実状を時の経過とともにまとめた書籍は意外にも少ない。本書は、震災後3年が経とうとしている熊本を、障害者、農家、神社と村、仮設団地、病院、消防、熊本城、旅館など様々な立場にある人々の声を真摯に伝える渾身のレポート。

  • 四六判/240ページ/並製
  • 978-4-86329-186-7
  • 定価 1800円 (+税)
  • 2019年3月発行
寺内正毅と近代陸軍

戊辰戦争からシベリア出兵まで。寺内正毅(1852-1919)無能説を覆す本格評伝。
寺内正毅(1852~1919)は、フランス武官時代の経験を陸軍の近代化に生かし、日韓併合後は初代朝鮮総督として反日暴動を軍事力で鎮圧しながら朝鮮の政治を安定させ様々な近代化民主化を断行した。その業績はきわめて大きい。その後、首相時代にロシア革命が勃発し、主戦派の圧力によってシベリア出兵を実行する。その撤退時期を逸したことや同時期におこった米騒動の責任を追及され、前半生の実績が消し去られてしまうのである。本書は戦後つくられた寺内正毅無能説を、封印されてきた膨大な資料をもとに覆す本格評伝。

  • 四六判/320ページ/並製
  • 978-4-86329-185-0
  • 定価 2200円 (+税)
  • 2019年2月発行
 (271件中) 1〜10件目
Copyright © 2010 GenShobo. All Rights Reserved.