昭和の子  86件

第八十五回 「地上の星」の友がき逝く

三原 浩良 ◆雪の日の連想  やけに明るいなと思って7階の病室のカーテンをあけると、一面の銀世界だった。2月26日午前6時半、今年の寒波はなかなかにしぶとい。  それで想いだした。「あの日、松江も大雪だった」と、母がもら
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第八十四回 「恙なしや友がき」

三原 浩良 ◆失神・昏倒の末に 「ブログが更新されてないが、どうかしたのか」と複数の人から聞かれて困った。たしかに一ヵ月以上書いていない。いや、書けなかった。実は以下のような事情があったからだ。  昨秋亡くなった佐木隆三
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第八十三回 「紅旗征戎吾ガ事ニ非ズ」

三原 浩良 ◆堀田善衛『明月記』を読む 「紅旗征戎わがことに非ず」とおもえど、昨年は〝戦後民主主義〟世代のわが身が傷つけられたように思われ、ことのほか腹ふくるること多き年でありました。  今年のわが賀状の書きだし。年あら
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第八十二回 佐木隆三さんの訃報に喪失感

三原 浩良 ◆「ジャンケンポン協定」との出会い  ここ数回、「戦後民主主義」について理屈っぽいことを書いてきた。  ところが安保関連法案のあっけない成立で、われら〝昭和の子〟の戦後民主主義とはこんなにもろいものだったのか
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第八十一回 傷ついた憲法と戦後民主主義

三原 浩良 ◆憲法と安保条約の矛盾  限定つきとはいえ、自衛隊の集団的自衛権行使に道をひらく「安保法制」が成立し、施行から70年近い「戦後憲法」は、おおきく傷ついた。  憲法学者の多くが「違憲」とする疑問の多い法制を、政
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第八十回 戦後民主主義とは何だったのか

三原 浩良 ◆一枚岩ではなかったはずだが 「おッ! これは」と、思わず既視感(デジャブ)におそわれた。  8月30日の日曜日、安保法制に反対して国会をとりまく数万のデモの人波を写しだす映像を目にして、思わずつぶやいていた
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第七十九回 ものぐるほしきこの年の夏

三原 浩良 ◆「忘却され、消失されてゆく」  暑い、それも猛烈に暑い今年の夏。日本列島はいつから亜熱帯になってしまったのか。だれもが何だかおかしい、地球温暖化がこの異常をもたらしたに違いないと思っている(ようにみえる)。
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第七十八回 「戦争を知らない子供たち」

三原 浩良 ◆「タダゴトじゃない」歴史認識  78歳の誕生日がきてしまった。とくだんの感慨はないが、物心ついてざっと70年、そっくり戦後の時間の流れと重なっている。  先に平成になっても「昭和」を生きているのかもしれない
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第七十七回 50年ぶりの故郷

三原 浩良 ◆「開地元祖」をたずねる旅  ゆくりなくも体調を崩してしまい、しばらくは「昭和の子」に向き合うことかなわなかった。やっと小康をえてパソコンに向かえるようになったのでふたたび――。  さて、弦書房での仕事を若い
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第七十六回 弦書房を起ちあげる

三原 浩良 ◆「葦書房の灯を消すな!」  葦書房を追われ、残務処理が一段落したところで、「このまま終わってなるものか」という思いがわいてきた。自身の思いもさることながら、「葦書房の灯を消すな」と、たくさんの人たちから寄せ
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