自然科学 10件
- ツバメのくらし写真百科
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ツバメの生態観察録として好評(4刷)の『ツバメのくらし百科』のビジュアル版として編集。
四季折々のツバメの素顔をいろいろな角度、場所で撮影している。春の渡来から秋の渡去、さらに越冬するツバメにもカメラを向ける。- A5判/159ページ/並製
- 978-4-86329-184-3
- 定価 1900円 (+税)
- 2019年1月発行
- 田んぼは野鳥の楽園だ
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田んぼに飛来する鳥170余種の観察記。鳥たちは田んぼで何をしているのか。人はどのように鳥たちと交流してきたのか。営々と築かれてきた豊かな自然=田んぼの存在価値を鳥の眼で見たフィールドノート。田んぼは常に変化する。春夏秋冬、それぞれの時季に飛来する鳥の生態を克明に観察、撮影、さらに文献も精査してまとめた労作。田んぼと鳥と人間の博物誌。
- A5判・270頁
- 978-4-86329-083-9/C0045
- 定価 2000円 (+税)
- 2012年中旬発行
- スズメはなぜ人里が好きなのか
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すべての鳥の中で最も人間に身近でくらすスズメ。知れば知るほど魅力的なスズメの生態を、食、子育て、天敵と安全対策、進化と分布、民俗学的にみた人との共生の歴史など、人間とのかかわりの視点から克明に記録した観察録。
- 四六判 240頁
- ISBN 978-4-86329-048-8 C0045
- 定価 1900円 (+税)
- 2010年10月発行
- 阿蘇森羅万象
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全域を野外博物館に見立てての“ジオパーク構想”も進む阿蘇。世界最大級のカルデラが育んだ野生生物たちと人との共生の克明な記録。写真と図版200点余収録、自然の不思議と魅力がつまった一冊。
〈目次より〉第1章 阿蘇火山 カルデラ湖/火山の恩恵 他 第2章 気象 霜宮神社の火焚き神事/まつぼり風 他 第3章 植物の世界 大陸系遺存種を温存/氷期遺存植物が多い湿地/阿蘇北向谷原始林/地獄・温泉の植物 他 第4章 動物の世界 珍鳥カタシロワシが急行列車に衝突死/阿蘇谷で鶴の舞/ニホンノウサギ/阿蘇の大蛇伝説 他 第5章 人の営みと火山信仰 火山信仰最古の記録/西巖殿寺 他
- A5判・並製・250頁
- ISBN978-4-86329-029-7 C0040
- 定価 2000円 (+税)
- 2009年10月発行
- カラスはホントに悪者か
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害鳥か霊鳥か--カラスを知ることは、人間社会の過去と現在を知ることである。なぜこんなにも悪者扱いされるようになったのか。色が黒く声が大きく賢いというだけで嫌われてしまうカラスの実態に迫り、人間の自然観と生活習慣に反省を促す《カラス百科》の決定版。
- 四六判・並製・276頁
- ISBN978-4-902116-86-1 C0045
- 定価 1900円 (+税)
- 2007年6月発行