文学  71件

メタファー思考は科学の母

「科学」と「文学」の対立を越えて。
言語習得以前の思考=メタファー(隠喩)思考なくして論理も科学も発達しない。もともと脳に備わっているといわれるメタファー思考が科学的思考へと発展するためには、「文学的思考」が最も重要で、すべての思考の基礎に「文学的思考」があることを脳科学、認知科学、発達心理学、精神分析の観点から多角的に説く。昨今の教育界の「科学」を重視し「文学」を軽視する風潮に警鐘を鳴らす。

  • 四六判/232頁/並製
  • 978-4-86329-157-7
  • 定価 1900円 (+税)
  • 2017年10月発行
謡曲を読もう【改訂版】

観世流謡曲百番解説集。謡曲をはじめる、親しむ、深める入門書として最適な一冊。おすすめ謡曲十四番をはじめ、演目百曲について「あらすじ・見どころ」を要点解説。珠玉の言葉の宝庫である謡曲を「文学」として味わう。
「謡うもの」とされている謡曲だが、じつは読み物としてとても魅力に富んだ作品が多い。展開される物語は、伝承ものや権力者の礼賛もあるが、多くは男と女の愛憎、戦乱、貴族の私生活などを通して、人間を深く掘り下げた、人生ドラマにあふれている。本書では、観世流謡曲の演目100曲について、あらすじや物語の背景を簡潔に解説。

  • A5判/224頁/並製
  • 978-4-86329-144-7
  • 定価 1600円 (+税)
  • 2017年1月発行
魂の道行き

近代化が進んでいく中で、じわりじわりと壊され続けてきた、さまざまな共同性(人と人の絆、人と自然の調和、自己の中にあるべき心と体の交流)をどうすれば取りもどせるのか。思想家としての石牟礼道子のことばを糸口に、もうひとつのあるべき新しい近代へのの道を模索した一冊。本書では、石牟礼の著作の頂点に立つ『天湖』と能「不知火」に注目し、「私」ではなく「私たち」が対立をこえて、他者も自然も含めてどのように和解し共に救済されうるのかを問い直した啓蒙の書である。

  • B6判/152頁/上製
  • 978-4-86329-139-3
  • 定価 1700円 (+税)
  • 2016年9月発行
生きた、臥た、書いた

結核性股関節炎のため病床で詩を作り俳句を詠んだ毛錢。その35年の生涯(1915-1950)を描く決定版評伝。闘病生活の中にあって、山之口貘、火野葦平、原田種夫らとの交流をはかる一方、故郷水俣には深い愛着を抱き続けた。「出発点」という詩《美しいものを/信じることが、/いちばんの/早道だ。/ていねいに生きて/行くんだ。》が示すように、広い視野と土着的なものへの親和感をもとに紡ぎ上げたことばが胸を打つ。生と死を真摯に見つめつづけた詩人の世界を訪ね、詩作品の時代背景を丹念に読み解く。

  • 四六判/312頁/並製
  • 978-4-86329-129-4
  • 定価 2000円 (+税)
  • 2015年11月発行
ここすぎて水の径

著者・石牟礼道子が66歳(1993年春)から74歳(2001年秋)の円熟期に書かれた長期連載エッセイをまとめたもの。この間、1996年の水俣・東京展での講演や天草、島原、阿蘇、九州山地の椎葉村への取材などかなり精力的に動き、人や自然の風物にふれている。のちに、『苦海浄土』『十六夜橋』『天湖』『水はみどろの宮』『アニマの鳥』など数々の名作を生んだ著者の思想と行動の源流へと誘うエッセイ集・珠玉の47篇。

  • 四六判/320頁/上製
  • 978-4-86329-126-3
  • 定価 2400円 (+税)
  • 2015年10月発行
火山部落〈随筆集〉小林松太郎作品集Ⅱ

小林松太郎・著 随筆集『火山部落』。
火野葦平、宮崎康平、風木雲太郎、劉寒吉、原田種夫、植木孟 等、九州文学黄金期を彩る人々との出会ひと別れ。孤高の異才が綴った、温泉火山半島的、四方山話。

  • A5判/128頁/上製
  • 978-4-86329-122-5
  • 定価 1400円 (+税)
  • 2015年9月発行
小説の姿/木造西洋館 小林松太郎作品集Ⅱ

小林松太郎・著 『小説の姿』『木造西洋館』。
対話が交錯する 多幸の状態から 無限に甲虫が 温泉を迷走し 型録は反復して 下着の陳列で 変装の行列に 男女が失名する 多重の風景が 小説の姿となる

  • A5判/336頁/上製
  • 978-4-86329-121-8
  • 定価 2200円 (+税)
  • 2015年9月発行
論者岬(ろんじみさき)小林松太郎作品集Ⅰ

小林松太郎・著 小説『論者岬』。
二度と出てこられぬ所、論者岬。何処吹く風に吹かれて漂い生きる人々の人間模様。人は皮とそよ風と日の光。何処から来て何処へ行くのか、誰も知らない。

  • A5判/268頁/上製
  • 978-4-86329-120-1
  • 定価 2000円 (+税)
  • 2015年9月発行
富貴寺悲愁【文庫判】

富貴寺悲愁 表紙「この物語はすべてが善意に発しているがゆえに、悲愁は深い」(江後寛士氏)、「理非を越えた人間の情愛」(松原新一氏)と評された長編『富貴寺悲愁』は、初稿の発表以来三十余年、推敲に推敲を重ねた著者の代表作。周囲の理解を越える愛と死のかたちを描いた『時空』、癌を自らに告知した医師の心の揺れを異国での人との触れ合いに重ねて描く『近道』の近作中編をあわせた小説集。(文庫判)

  • 文庫判/176頁/並製
  • 978-4-86329-099-0
  • 定価 500円 (+税)
  • 2014年4月発行
安達征一郎『小さな島の小さな物語』の世界

作家・安達征一郎を生んだ小さな島・喜界島。そこで育まれた魂が生んだ珠玉の短編集『小さな島の小さな物語』。そこに収録された10の物語について、その世界観の原風景を探求する新しい試み。

  • 四六判/190頁/並製
  • 978-4-86329-115-7
  • 定価 1700円 (+税)
  • 2015年3月発行
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