歴史・伝記  94件

イタリア都市の空間人類学

都市は、モノとしての形態や構造、目に見える景観だけで捉えられるものではなく、人々の営み、地形や場所の意味、記憶、信仰や自然観などと深く関係している。それら「空間人類学」をキーワードに、イタリア都市空間に潜むメッセージを感じ取り、その根源に迫る。
イタリア都市史、建築史の第一人者による、イタリア都市論の集大成。世界屈指の都市空間を明快に読み解く。

  • A5判/448ページ/上製
  • 978-4-86329-118-8
  • 定価 3500円 (+税)
  • 2015年9月発行
占領下の新聞

国破れて新聞あり。温泉観光都市として知られる別府(大分県)は、戦時中は温泉療養基地として機能し戦火を受けなかったため戦後はGHQ(連合軍総司令部)の米軍基地が置かれた。本書では、占領下の別府で昭和21年3月16日から昭和24年10月15日までに発行され、GHQの検閲を受け、米国メリーランド大学プランゲ文庫に収蔵された52種類の新聞を紹介、当時のニッポンの世相を読み解く。宗教、引揚者情報、医療、住宅、映画、風俗など様々な世相を報じる紙面から当時の日本人が何を思い、何を求め、何を考えていたか、記憶を呼びもどす貴重な史料集。その活字の向こうに地方の名もなき人々の声が聞こえる。

  • A5判/230ページ/並製
  • 978-4-86329-124-9
  • 定価 2100円 (+税)
  • 2015年7月発行
幕末の奇跡

製鉄と造船そして航海術など当時の最先端の西洋科学の英知を集めた〈蒸気船〉から、混沌とした幕末を読み解く。1853年のペリーの黒船来航後、わずか15年で、自らの力で蒸気船(=黒船)を造りあげるという奇跡を起こしたサムライたち。近代化への道を切り開き、明治近代国家の基盤をつくった《海軍伝習所》をめぐる物語。勝麟太郎、五代友厚、佐野常民、榎本武揚、ファビウス他、巻末に海軍伝習生名簿を付す。

  • 四六判/298ページ/並製
  • 978-4-86329-119-5
  • 定価 2200円 (+税)
  • 2015年06月発行
汽車ポッポ判事の鉄道と戦争

戦後70年。鉄道は平和でなければ走り続けられない――判事の眼がとらえた〈昭和〉の世相が甦る。戦前の平和な時代の鉄道、戦争と鉄道、戦後復興における鉄道の復活、高度経済成長と鉄道の発展……鉄道とともに生きた自らの体験をもとに、それぞれの時代の鉄道の姿、人々のようすを回想し、未来についても展望する。鉄道をとおして〈平和〉の意味を改めて問いかける。

  • 四六判/216ページ/並製
  • 978-4-86329-117-1
  • 定価 1800円 (+税)
  • 2015年05月発行
日本の鉱山を巡る《上巻》

鉱山の歴史と先人たちの偉業ー日本各地の主要な鉱山27か所を20年以上かけて踏査。各鉱山の歴史とその見どころ、尽力した人々の人物史、生産の現場を支えた人々の努力の跡を現地調査と膨大な資料から丹念にまとめた労作。本書〈上巻〉では、27か所のうち11か所を紹介。

  • A5判/264ページ/並製
  • 978-4-86329-116-4
  • 定価 2000円 (+税)
  • 2015年4月発行
生類供養と日本人

生きてゆくために動物たち(生類)の命をいただいてきた私たち人間にとって、その命を奪うことに対する罪悪感からどのように逃れてきたのか。その罪悪感を薄める〈装置〉として各地に供養塔がつくられた。その供養塔を丹念に踏査し、土地の風土や歴史、習俗と動物(生類)とのかかわりの深さから〈供養〉の意義を次々に読み解いてゆく。さらに西洋のいけにえとしての〈供犠〉と日本の慰霊としての〈供養〉とはどのように違うのかということにも言及した労作。

  • 四六判/240ページ/並製
  • 978-4-86329-112-6
  • 定価 2000円 (+税)
  • 2015年2月発行
靖国誕生

靖国神社は、創建にいたる歴史や誰がどのような経緯で初代宮司を務めたのか、といった史実にはほとんどふれられていない。本書では、この神社が「靖国」と呼ばれるに至った明治12年までの創建史を、長州藩の側からまとめた画期的な一冊。今回、初代宮司・青山清の子孫の協力により発掘された新資料をふまえて、「靖国神社のルーツ」をたどり、浮びあがってくる招魂社としての〈靖国〉の実像を描く。

  • A5判/224ページ/並製
  • ISBN 978-4-86329-111-9
  • 定価 2100円 (+税)
  • 2014年12月発行
ラフカディオ・ハーンの英語クラス

明治25〜26年、当時熊本五高生だった黒板勝美(くろいた・かつみ、1874〜1946、東京帝国大学教授、国史学界の大御所、『国史大系』編纂者)がラフカディオ・ハーンから受けた英語授業の自筆ノートが東京大学文学部英文科研究室の市河文庫から発掘された。現代の英語教育を先取りした、比較文化的な見方が随所に光る。過去2作の関連書とともにきわめて貴重な資料であり、文学者・教育者としてのハーンの実像がさらに鮮明になる。

  • 四六倍判(26㌢×19㌢)/176ページ/上製
  • 978-4-86329-106-5
  • 定価 3200円 (+税)
  • 2014年10月発行
FUKUOKA U ブックレット 7
西海のコスモロジー

海の上の家族空間として存在した家船(えぶね)。古来、九州西北域=西海で、長らく漂白民として暮らしてきた「海人たち」の世界を記録した一冊。最後の海人たちへの聞き書きと文献から浮かびあがる、西海海人たちの歴史と系譜。「白水郎(あま)―海夫―家船」という海人の系譜は、九州西北海域でのみ見られ、この海域を俯瞰するだけで、海人たちの壮大な歴史が一望のもとに収めることができる。

  • A5判/96ページ/並製
  • 978-4-86329-107-2
  • 定価 800円 (+税)
  • 2014年10月発行
山本作兵衛と日本の近代

2011年、日本初のユネスコ「世界記憶遺産」に山本作兵衛の炭坑画や日記などが登録された。《山本作兵衛コレクション》なぜ評価されたのか、そこには何が描かれているのか。作兵衛画は芸術か、記録画か――絵画、石炭産業および近代史に精通した5人が、あらためてその価値と魅力の原点に迫る。

  • 四六判/192ページ/並製
  • 978-4-86329-104-1
  • 定価 1800円 (+税)
  • 2014年08月発行
 (94件中) 21〜30件目[1][2][3][4][5][10]...最後へ
Copyright © 2010 GenShobo. All Rights Reserved.