歴史・伝記  107件

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靖国の源流

靖国神社を語るとき、従来ほとんど意識されることのなかった初代宮司・青山清の足跡を、青山家と山口県に残された資料を中心に明確にした初めての書。毛利氏に代々宮司として仕えていた青山家の出自を関ヶ原の戦い直後にまでさかのぼり、自ら関わることになった幕末長州藩の招魂祭(討幕派志士たちの犠牲者を祀る)から靖国神社の成立までを明らかにした。青山家の子孫達が、広島県、山口県、東京都に散在していた資料を集め、日清日露戦争以前の靖国神社が本来は文明開化の象徴としてつくられた西洋風神社であったことを読み解いてゆく。

  • A5判 224頁
  • ISBN 978-4-86329-043-3 C0021
  • 定価 2100円 (+税)
  • 2010年7月発行
靖国誕生

靖国神社は、創建にいたる歴史や誰がどのような経緯で初代宮司を務めたのか、といった史実にはほとんどふれられていない。本書では、この神社が「靖国」と呼ばれるに至った明治12年までの創建史を、長州藩の側からまとめた画期的な一冊。今回、初代宮司・青山清の子孫の協力により発掘された新資料をふまえて、「靖国神社のルーツ」をたどり、浮びあがってくる招魂社としての〈靖国〉の実像を描く。

  • A5判/224ページ/並製
  • ISBN 978-4-86329-111-9
  • 定価 2100円 (+税)
  • 2014年12月発行
野十郎の炎

学問も世俗も捨て、妻帯もせず、ひたすらに描きつづけて廃屋で孤独な最期を迎えた画家、高島野十郎。清貧寡欲な孤高の画家の謎に包まれた生涯を追う。惜しまれつつ絶版となっていた初の伝記が待望の復刊。取材を重ね、3版ではさらに増補を行なっている。
野十郎の生涯は『美の巨人たち』(テレビ東京系)等でも取り上げられ、福岡県立美術館、三鷹市美術ギャラリー(東京)での回顧展も開催された。

  • 四六判・上製・202頁
  • ISBN4-902116-59-6 C0071
  • 定価 1800円 (+税)
  • 2006年6月初版、同9月2刷発行
もうひとつのこの世

〈石牟礼文学〉の特異な独創性が渡辺京二によって発見されて半世紀。互いに触発される日々の中から生まれた〈石牟礼道子論〉を集成。現世と併存するもうひとつの現世=人間に生きる根拠を与える、もうひとつのこの世、とは何か。石牟礼文学の豊かさときわだつ特異性はどこにあるのか。その世界を著者独自の視点から明快に解きあかす。

  • 四六判/上製/232ページ
  • ISBN 978-4-86329-089-1 C0095
  • 定価 2200円 (+税)
  • 2013年06月発行
明恵【上巻】

日本思想史上の巨星・明恵(1173~1232)。知られざるその全生涯を描く初の長編歴史小説。現代社会にも通じる明恵上人の生き方・思想を耽読できる重厚な全2巻。

【上巻】鎌倉初期、戦乱と飢餓、疫病が蔓延する中で、衆生救済とは何なのかを命を賭して考え続けた高僧・明恵。政情不安の解消や商業活動の活性化などではなく、人々の心の内にある意識の変革と覚醒に働きかけた彼の思想の核心に迫る。多くの人が人生の最後に高山寺・明恵上人に辿り着き、自分自身を知り人が人としてあるべき形とは何かに気づかされると言われている。

  • 四六判/492ページ/並製
  • 978-4-86329-178-2
  • 定価 2200円 (+税)
  • 2018年9月発行
明恵【下巻】

日本思想史上の巨星・明恵(1173~1232)。知られざるその全生涯を描く初の長編歴史小説。現代社会にも通じる明恵上人の生き方・思想を耽読できる重厚な全2巻。

【下巻】明恵が遺した生きる叡智=意識覚醒の方法はあるのか。何者でもなく生きることの尊さを唱え、人が人としてあるべき形とは何かを説き続け、学識を実践に移した高僧の生涯。その思想は、承久の乱後、北条泰時が、武士のあるべき姿、守るべき倫理、行動規範について定めた「御成敗式目」に強い影響を与え、後の徳川幕府による平和の礎となったとも言われている。

  • 四六判/520ページ/並製
  • 978-4-86329-179-9
  • 定価 2200円 (+税)
  • 2018年9月発行
宮座の変容と持続

宮座とは、一定の家筋に属する者たちや氏子たちで構成される祭祀組織(神事組合)と位置づけられており、特に九州北部によくみられ、現在も持続して運営されている。本書は明治期以降から戦中戦後期の宮座の形態を各地に取材調査した労作である。村落共同体と密接に結びついて、地域の宗教行事のほか、政治経済、人間関係など、村社会を健全に保つ役割を果たしている宮座の存在とその意義を考えるうえで重要な内容となっている。

  • A5判 342頁
  • ISBN 978-4-86329-012-9 C0039
  • 定価 3000円 (+税)
  • 2010年10月発行
未踏の野を過ぎて

名著『逝きし世の面影』『黒船前夜』の著者がはなつ現代世相論。
現代とはなぜこんなにも棲みにくいのかー前近代から近現代へと変貌し続ける世相の本質をつかみ生き方の支柱を示す。東日本大震災にふれた「無常こそわが友」の他、ことば、生と死、仕事、身分、秩序、教育、環境など現代がかかえる歪みを鋭く分析し、前近代の中に解決の糸口を見い出そうとする評論集【30編収録】。

  • 四六判 232頁
  • 978-4-86329-063-1 C0095
  • 定価 2000円 (+税)
  • 2011年10月発行
身近なところからはじめる建築保存

建築保存の専門家である著者が、建築保存やその取り組みについて、国内はもちろんイギリスやフランスなど海外の様々な事例を紹介しながら、その世界を解説。また、建築保存を考える際には、建築物そのものを理解する必要があり、建築作品の「読み解き方」についてもふれる。建築の「読み解き方」は、絵画などの美術作品などに比べると、一般に十分に理解されているとはいえない。そのヒントとなる、目の付けどころを紹介。著者が目指すのは、建築保存運動をおこす必要のない状態をつくること。そのためには「日頃から、身のまわりの建築の価値を理解し、尊重し、大切に長く使い続けたいと思ってもらえるようにしたい」と語りかける。

  • 四六判/並製/172ページ
  • 978-4-86329-090-7/C0052
  • 定価 1800円 (+税)
  • 2013年06月発行
満州国の最期を背負った男 星子敏雄

「民族協和・アジア解放」という信念から、満州建国に高級官僚としてかかわり、その後、満州警察のトップとして国家運営の一端を担った星子敏雄。満州国破綻後も逃亡せず、最後までその責務をまっとうした清廉の人。満州国終焉後、ソ連軍に逮捕され、シベリア抑留11年を生き抜いた、壮烈な生涯を描く。長くその評伝が待たれていたが、シベリア抑留期の資料が皆無だったため、断片的な人物像しか伝えられていなかった。ところが、2000年から2010年にかけてロシア政府からその抑留期の個人資料が返還されたことにより、星子の全生涯の輪郭を浮かびあがらせることができた。

  • 四六判/224頁/並製
  • 978-4-86329-137-9
  • 定価 2000円 (+税)
  • 2016年7月発行
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