復讐するは我にあり〈改訂新版〉

四六判 414頁
978-4-902116-80-9
定価 2400円 (+税)
2007年3月発行
紹介

甦る連続殺人魔の恐怖--福岡-浜松-東京で5人を殺害、列島を震撼させた連続殺人鬼は、偽装・変装をこらして列島縦断の逃避行中、弁護士になりすまして裁判所でかごぬけ詐欺を働くなど捜査陣を翻弄し続けた。
この稀代の凶悪・知能犯罪を綿密な取材で再現した本書はカポーティーの『冷血』にも比されるわが国ノンフィクション・ノベルの金字塔(第74回直木賞〈昭和50年下期〉受賞作)を32年ぶりに大幅改稿した改訂新版、待望の復刊。【2007年3月初版 4月2刷発行】

著者

佐木 隆三

さき・りゅうぞう
さき・りゅうぞう

1937年朝鮮生まれ。
著書に『復讐するは我にあり』(直木賞、2007年小社より改訂版)、『証言台の母』(小社刊)『ドキュメント狭山事件』『死刑囚永山則夫』『宮崎勤裁判・上中下』『オウム裁判を読む』など。

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