百合若説話の世界
四〇余年の研究の集大成

四六判・上製本 212頁
ISBN4-902116-06-5 C0095
定価 3300円 (+税)
2003年5月発行

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紹介

日本各地に広く伝わり、民話・芸能にもその姿をとどめる百合若説話。その成立をめぐっては、坪内逍遥、津田左右吉ら著明な研究者を巻き込んでの論争も起きた。「百合若」研究の集大成ともいうべき研究論集。

著者

前田 淑

まえだ・よし
まえだ・よし

1921年 福岡市生まれ。
福岡県女子専門学校文科研究科・法政大学文学部日本文学科卒業。
現在、福岡女学院短期大学名誉教授。文学博士。

主な著書に『「鉄翁画談」と倉野煌園』(勉誠社)『江戸時代女流文芸史-地方を中心に-』〔旅日記編〕〔俳諧・和歌・漢詩編〕(笠間書院)『近世福岡地方女流文芸集』『近世女人の旅日記集』(共に翻刻、葦書房)『百合若説話の世界』『近世地方女流文芸拾遺』『大宰府万葉の世界』(以上小社刊)、他。

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