夢を吐く絵師 竹中英太郎
生誕百年記念出版

A5判 248頁
ISBN4-902116-68-5 C0095
定価 2200円 (+税)
2006年11月発行
紹介

江戸川乱歩、横溝正史、夢野久作など探偵・怪奇小説の名作に挿絵を描き、大衆画壇の寵児となりながら、人気絶頂のまま絵筆を折った幻の画家、竹中英太郎。その叛逆の人生、妖美と幻想の絵の謎、戦後再び絵筆を持たせた息子・竹中労との深い絆に迫るルポルタージュ。

著者

鈴木 義昭

すずき・よしあき
すずき・よしあき

1957年、東京都台東区生まれ。76年、「キネマ旬報事件」で竹中労と出会い、以後師事する。ルポライター、映画史研究家として芸能・人物ルポ、日本映画史研究史などで精力的に執筆活動を展開中。
著書に『石原裕次郎物語』(近代映画社)、『風のアナキスト・竹中労』(現代書館)、『新東宝秘話・泉田洋志の世界』(青心社)、『日本の喜劇王・斎藤寅次郎自伝』(編者・清流出版)などがある。