眼の人 野見山暁治が語る
「あとの祭り」を語る

四六判・上製・230頁
ISBN978-4-86329-027-3 C0071
定価 2000円 (+税)
2009年10月発行
紹介

「眼が経験したもの以外は描けない」……画家を志した筑豊での少年時代、画学校の思い出、戦争体験、パリでの暮らし、「無言館」設立への道、出会った人々、そして今。精力的に制作を続ける画家、野見山暁治が88年の人生を自ら語る。滋味あふれる言葉で綴る日本洋画史の同時代的でリアルな記録。西日本新聞紙上での好評連載「野見山暁治聞き書き あとの祭り」に加筆。

著者

北里 晋

きたざと・すすむ
きたざと・すすむ

1960年 福岡市生まれ。
早稲田大学政経学部政治学科卒。84年、西日本新聞社入社。東京支社報道部所属、文化担当。共著に『西日本新風土記』(西日本新聞社)、『唯我独創の国から』(みずのわ出版)など。

弦書房より発行の関連書籍

パリ・キュリイ病院