弦書房週報 第25号

◆10月27、28、29日にアジア太平洋経済協力会議(APEC)の関連行事として、石炭セミナー(石炭産業の歴史、技術研究開発の現状などについて)が福岡市と北九州市で開催されます。
『北九州の近代化遺産』(北九州地域史研究会、定価2310円)、『筑豊の近代化遺産』(筑豊近代遺産研究会、定価2310円)、『福岡の近代化遺産』(九州産業考古学会、定価2100円)

◆「水俣・明治大学展」が、9月4〜19日にかけて明治大学駿河台校舎にて開催されます。公式確認から54年、さまざまな未解決事項をかかえる水俣病問題について展示、講演、シンポジウム、映画(土本典昭監督作品)などから、事件の全体像と現状に迫ります。1996年以来の東京展です。
『写真集/水俣を見た7人の写真家たち』(桑原史成/W・ユージン・スミスほか、定価2500円)、『宝子たち 胎児性水俣病に学んだ50年』(原田正純、定価2100円)、『なぜ水俣病は解決できないのか』(東島大、定価2205円)

◆古代山城サミット(9月24、25日)が福岡県大野城市で、市名の由来になった山城を市民にもっと知ってもらうために開催。
『二人の筑紫人と白村江の戦』(A5判、並製、定価1890円)

◆生物多様性条約第10回締結国会議(CPO10)が日本(名古屋)で開催。地球環境問題の中で最も深刻なもののひとつとして「生物多様性の損失」があげられています。身近な生物たちにその多様性を損なうことをしてきた人間がするべきことは何か。示唆に富んだ観察記録として太田眞也さんの『スズメに学ぶ』(仮題)を9月下旬に刊行予定です。
『ツバメのくらし百科』(大田眞也、定価1890円)、『カラスはホントに悪者か』(大田眞也、定価1995円)

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