松本英一郎 愛と怖れの風景画

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200頁
978-4-86329-071-6
定価 1900円 (+税)
2012年2月下旬発行
 

「退屈な風景」の中にこそ残る日本の原風景。自然が壊されていく時代にありのままの風景=原風景にこだわりその変容と痕跡を描きつづけた画家・松本英一郎。時代とともに日本列島は改造され、原風景が壊されたあとに奇妙な風景が次々と生まれる。その「再生自然」の変貌する姿を定点観測し、絵の中に記録しつづけた。その絵は美しくもあり、奇妙でもあり、どこか怖れを感じ、一度目にすると忘れられない。〈風景〉と真摯に向き合った画家の生涯。

多田 茂治

ただ・しげはる
ただ・しげはる

1928年福岡県小郡市生まれ。九州大学経済学部卒業。在学中、『九州文学』『新日本文学会』に参加。新聞記者、週刊誌編集者を経て文筆業。主に日本近現代史にかかわるノンフィクション、伝記を書く。
著書に『グラバー家の最期』(葦書房)『大正アナキストの夢』(土筆社)『内なるシベリア抑留体験』(社会思想社)『夢野一族』(三一書房)『石原吉郎「昭和」の旅』(作品社)『戦中文学青春譜 「こをろ」の文学者たち』(海鳥社)など。2004年、『夢野久作読本』(弦書房)で、第57回日本推理作家協会賞を受賞。

第一章 アッケラカンの「退屈な風景」/第二章 久留米洋画の系譜/第三章 明善高校美術部の伝統/第四章 本物の芸術をめざして/第五章 脱皮を重ねた優等生/第六章 散りぎわの「さくら」が美しい/第七章 克明に不思議な風景画を描き続けた画家
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