もうひとつのこの世

mohitotsunokonoyo
四六判/上製/232ページ
ISBN 978-4-86329-089-1 C0095
定価 2200円 (+税)
2013年06月発行
石牟礼道子の宇宙

〈石牟礼文学〉の特異な独創性が渡辺京二によって発見されて半世紀。互いに触発される日々の中から生まれた〈石牟礼道子論〉を集成。現世と併存するもうひとつの現世=人間に生きる根拠を与える、もうひとつのこの世、とは何か。石牟礼文学の豊かさときわだつ特異性はどこにあるのか。その世界を著者独自の視点から明快に解きあかす。

渡辺 京二

わたなべ・きょうじ

1930年生まれ。日本近代史家。主な著書『北一輝』(毎日出版文化賞)『日本近世の起源』『逝きし世の面影』(和辻哲郎文化賞)『江戸という幻景』『未踏の野を過ぎて』『もうひとつのこの世』『万象の訪れ』『黒船前夜』(大佛次郎賞)『幻影の明治』他。

【目次】『苦海浄土』の世界/石牟礼道子の時空/石牟礼道子の自己形成/石牟礼道子小伝/「思想家」石牟礼道子/新たな石牟礼道子像を/生命の痛々しい感覚と言葉/『苦海浄土・第二部』の真価/『西南役伝説』と民話的語り/帰れない者たちの逆さ図/水俣という文学風土/詞章『不知火』の誕生/海へ還った『不知火』/『天湖』の構造
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万象の訪れ
花いちもんめ
未踏の野を過ぎて
江戸という幻景
石牟礼道子の世界
アーリイモダンの夢
〈渡辺京二対談集〉近代をどう超えるか
こんなのもアリマス

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