連載コラム: 『産業遺産巡礼』 2017.09.19

file31 東北大学史料館

市原猛志
 
【1925年竣工/仙台市青葉区/鉄筋コンクリート造2階建】
 
 東北大学片平キャンパスは、その前身校のひとつである旧制第二高等学校と東北帝国大学の施設群を現在でもキャンパス内の各所に遺しており、青葉山キャンパスへの統合移転計画を一部変更して、施設の多くは現在耐震工事を経て新たな用途としての整備が進んでいる。
 その一角にかつて図書館として使用された施設が史料館に転用されている。私がこの施設をはじめて訪れたのは2010年のことであり、東日本大震災前の時点で改修工事が進みつつあるキャンパスを見ることが出来たのはまったくの幸運であった。二度目の訪問となる今回は、休日のため残念ながら内部を見ることが出来なかったが、震災を経てもなお健在な姿を確認できた。
 建物としては1973年まで附属図書館として用いられ、現在は図書館から独立した史料館として転用されている。片平キャンパス自体はこれからも大学施設として維持されるため、この建物を今後も見ることが出来るのは、ありがたい話だ。
 
 
 
31-1-東北大学史料館の正面は木々で覆われ写真が撮りづらい。-s

▲東北大学史料館の正面は木々で覆われ写真が撮りづらい

 
 
31-2-建物裏手に回ると全体の構成がよく分かる。-s

▲建物裏手に回ると全体の構成がよく分かる

 
 
31-3-内部は広々としており旧図書館時代の雰囲気を留める(この写真のみ2010年8月撮影)-s

▲内部は広々としており旧図書館時代の雰囲気を留める(この写真のみ2010年8月撮影)

 
 
 

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