預言の哀しみ

四六判/188ページ/上製
978-4-86329-182-9
定価 1900円 (+税)
2018年11月発行
石牟礼道子の宇宙 Ⅱ

石牟礼道子の遺した預言とは何か。そして彼女はどこへ帰って行ったのか。
2018年2月10日、石牟礼道子氏が死去した。著者・渡辺京二氏は、故人の最もよき理解者として互いに支え合ってきた。本書には、故人の闘病の姿と絶えることのなかった執筆(表現)への意欲を著した「石牟礼道子闘病記」を収録。他に新作能「沖宮」の謎についての深く鋭い論考や「春の城」「椿の海の記」「十六夜橋」など各作品に込められた深い含意を伝える。石牟礼作品を読み解く貴重な一冊。

渡辺 京二

わたなべ・きょうじ

1930年、京都市生まれ。熊本市在住。日本近代史家。主な著書に『北一輝』(毎日出版文化賞、朝日新聞社)『逝きし世の面影』(和辻哲郎文化賞、平凡社)『もうひとつのこの世-石牟礼道子の宇宙』『死民と日常―私の水俣病闘争』『万象の訪れ-わが思索』(以上、弦書房)『黒船前夜-ロシア・アイヌ・日本の三国志』(大佛次郎賞、洋泉社)『バテレンの世紀』(新潮社)『原発とジャングル』(晶文社)など。

【目次から】
脱線とグズリ泣き
石牟礼文学の多様性
『椿の海の記』讃
『十六夜橋』評釈
『春の城』評釈
『沖宮』の謎
書評『不知火おとめ』
書評『「苦海浄土」論』
書評『潮の日録』

誤解を解く
カワイソウニ
石牟礼道子闘病記
事実を伝えるために
関連書籍

もうひとつのこの世
死民と日常
こんなのもアリマス

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