石牟道子全歌集 海と空のあいだに

A5判/366頁/上製
978-4-86329-195-9 C0092
定価 2600円 (+税)
2019年10月発行

石牟礼文学の出発点ともいえる短歌の、1943年~2015年の未発表のものを含む670余首を収録。
『苦海浄土』(1969)刊行以前に詠まれた初期短歌と『アニマの鳥』
(1999、のち『春の城』)刊行前後から詠まれた短歌を中心に集成。

 石牟礼道子は『苦海浄土』『椿の海の記』『天湖』『春の城』等々、たくさんのすぐれた作品を書きのこした。長い作品もあれば短編も書いたし、味わい深いエッセイの類も非常に多い。さらに詩を書き、俳句・短歌も詠んだ。能の台本もある。石牟礼道子の作家活動は多面的だった、と言って良い。 さて、その文学的出発点に何があったかと考えると、短歌は無視できない。
(「解説」から)

石牟礼 道子

いしむれ・みちこ

1927年 熊本県天草郡(現天草市)生まれ
1969年『苦海浄土《わが水俣病》』(講談社)の刊行により注目される
1993年『十六夜橋』(径書房)で紫式部賞受賞
2001年 朝日賞受賞
2003年『はにかみの国《石牟礼道子全詩集》』(石風社)で芸術選奨文部科学大臣賞受賞
2014年『石牟礼道子全集』全17巻・別巻1(藤原書店)完結

「短歌は私の初恋。常に滅び、常に蘇るもの。短歌はあと一枚残った私の着物。このひとえの重さを脱いでしまえば私は気体になってしまう」(「短歌への慕情」から)
こんなのもアリマス

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