その1 「シロウト畑づくり、2年目に」

 畑の雑草たちが勢いをまし、梅ももうすぐ開花しそうだ。ロウバイが散りはじめ、ボケのつぼみもふくらんでいる。

 白菜、大根、キャベツをとりきった後のいまの畑の風景はちょっと寂しい。葉物少々とイチゴ、豆類が暖気を待ちかねている。タマネギももう少し気温があがらぬと伸びてこない。
 爺のシロウト畑作業も2年目にはいる。去年はかぞえてみれば、ななんと!
34種類もの野菜をつくっていた。
 もちろん失敗多々。ひそかに2年目は期するところありだが……。

畑の紅梅とロウバイの花

白梅の花
ほころび始めた畑の紅梅。後方の黄色の花が散り始めたロウバイ 白梅。畑には梅の木が6本あり、次々に違う色を愉しませてくれる

 まずは啓蟄(3月6日)までに、ジャガイモの植付けだ。去年は男爵とメークインを植えたが、今年は別の種類に挑戦してみる。ホームセンターに行くと、あるはあるは、ジャガイモってこんなに種類豊富なんだ。
 国産、欧州産がずらり。さてどうするか? 悩んだあげく、今年は出島とキタアカリに決定。ネットで調べると、これがなんだかおいしそう。
 狭い畑だから、連作障害には要注意。テキストをみると、ジャガイモは2年は避けたほうがよい、とある。ならば、とキャベツや大根のあとに決める。

 余談――TBSの「ひとり農業」とかいう番組で、主人公が使ってたテキストも、爺のテキストと同じだった。妙なところで納得。

 さて、まずは草をとって深耕。ひさしぶりの鍬だが、去年より息切れしなくなっている。これにも納得。苦土石灰をまいて、堆肥をまぜて、と。
 待てよ、ジャガイモは酸性に強かったよなあ。でも一応調べてみよう。

 またホームセンターに走って、酸度計を探す。うーん、高い。しょっちゅう使うものじゃないのに、この値段!
 たしか隣のY爺が持っていたはずだ。借りてこよう。

 で、測定。5ヵ所で何度か計ってみる。どこも大体pH6.0前後。うーん、弱酸性、まずまずか。
 Y爺いわく「これなら石灰まかなくてもいいよ」。
 テキストによれば、ジャガイモの最適pHは、5.0~5.5だ。まあ、いっか。 2週間後に植付けだ。

 そこで今日の作業は、200本も植えてしまったタマネギの草取りと追肥。ちょうどやってきた妹いわく。
「タマネギの肥やしは、彼岸までにやるんだよ。それ以後にやると、董が立ってしまうから。ご用心召され」
 はい、わかりました。

 カラスが鳴いて山に帰りだしたから、爺の今日の作業もここまで。
 つづきはまた来週。 


冬のブロッコリー
ブロッコリーがこんなにたくさんの実(花?)を次々につけるとは知らなかった