やっと春の陽射しと思ったら、今度は花冷えか。
今日も晴れてはいるが、気温はあがらない。桜前線もいろいろ異常ありとか。
で、まずは畑の点検。
参ったなあ。2月20日に植えたジャガイモ(出島)がまだ発芽しない。
北アカリは発芽したものの、寒気にやられた。発芽したばかりの芽が茶褐色になって縮んでいる。どうやら霜にやられたようだ。少し手入れはしたもののうまく再生してくれるかなあ。心配。
▼雑草からさっそうと姿をあらわした青いムスカリ
それにしても、と思うのは草花の強さだ。
前回、雑草のなかから顔を出したスプリング・スター・フラワーを紹介したが、これが庭のあちこちで咲き誇っている。と、そのなかから突然、ムスカリの真っ青な花が開花した。
手付かずの(横着して)雑草のなかから春星花が咲き乱れ、その間から鮮やかなムスカリ登場だ。こいつはクロッカスの仲間で球根のはずだが、何の手入れもしないのにどうやってこんなに増えたんだ?
梅は散ったが、赤いボケの手前にひっそり遠慮がちにたたずんでいた白いボケが開花。散りかけている桜を見上げている。
今年は桜も梅もアンズもコブシも、花木はみんな去年より花のつきがよくない。爺の乱暴な剪定のせいか。それとも不順な天候のせい?
そのコブシの木にヒヨドリがやってきて花をついばむ。いやよくみると、蜜を吸っている。けど、鋭いクチバシだから花びらも落ちる。まあ、いっか。
鳥といえば、今年は野鳥がよくやってくる。ヒヨドリ、ジョウビタキ、メジロにウグイスも。初鳴きより格段にうまく鳴けるようになった。
ジョウビタキの群れが4、5羽やってきてブロッコリーの花芽を食い荒らして逃げた。これもまっいいか。
それにしてもこんなに花があるのに蜂がほとんどいない。蝶もまだ見ない。どうしたんだろう。やはりまだ気温があがらぬせいかなあ。
コブシの蜜を吸うヒヨドリ