その7 「花ざかりの庭と虫たちの異変」


やっと、ホントにやっと春らしい、いや一気に初夏になった。
 梅、桜、チューリップが終わったら、いまや百花繚乱だ。
 爺の畑と庭で満開を迎えているのは、まず白、赤、ピンクの牡丹。ついでツツジ、これも赤、白、ピンク、なかには一木で二色のものも。こいつはいつのまにか交配したのだろう。やがてサツキ、アザレアが。
 藤も満開。これは去年の花後、葉っぱをほとんど夜盗虫に食われてしまい、しばらく光合成ができず、樹勢が衰えたので今年はやや小ぶりだ。
 それでも写真のようにピンクと白のツツジの間で藤棚はいまがさかり。
 スズカケも真っ白にお化粧し、スズランも旺盛に繁殖して満開。これには毛虫がつく。毎朝、ピンセットで何匹もとるが、とてもとりきれず、あちこちで葉っぱは無惨な姿に!
 これからは、アヤメにカキツバタにショウブ、爺にはその違いがいまだによくわからん。それからジャーマン・アイリスの黄色に紫。シャクヤクも出番を待っているよ。

 ところで自慢話はこれくらいにして、テレビは「蜜蜂がこない!」と叫んでいたが、あれは本当だ。春先から、今年は蜂や蝶の出てくるのが遅いなあ、と思っていたが、ホント、蜂がやってこない。
 藤が満開になってやっと、大きな熊ん蜂がやってくるようになったが、蜜蜂などとんとオメモジかなわぬ。イチゴ農家が困っているとテレビは言っていたが、うちのイチゴも生育が遅れたうえにどうも実のつきがよくない。
 大丈夫だろうか? ちょっと心配になる。