その8 「エライなあ! 自分で収穫期を知らせるんだ」

このところ、好天続きで草取りがはかどる。
 ドクダミ、ヨモギ、ミントこの三種にニラがからんで大繁殖。長いものは丈30センチくらいまで伸びて、天をつかんばかりの勢いだ。
 このコーナー、ほぼ半年もほっぱらかしにした報いだ。そのなかにつぼみのふくらんだ紫と黄のアイリス。さらにシャクヤクが押しつぶされそうになっている。
 これはなにはさておいても救出せねばなるまい。ところがドクダミ、ヨモギ、ミントはいずれも根が深い。深いだけではない。地下茎が横にどこまでも伸びており、これの退治は難行苦行だ。
 5、6時間かかってやっと何とか征伐。といってもとても根をとりきれない。やがてまた出てくるだろう。そのときはその時だ。ヨモギ、こいつの絶滅は「不可能」とどっかに書いてあったなあ。
 ミント、こいつは地下でどんどん横に伸びてはびこるから、土中に柵を打ち込んでとめるしかない、とこれもどっかの本に書いてあった!
 そんなこんなでやっと草取り一段落。ああ、手が痛くなったよ。
 
 なんとか順調に育ってきたタマネギの葉っぱが折れだした。これは「さあ、収穫だよ」という合図。そんなこと知ってた?
 ところが、わが妹どのはそれを知らず、近所のタマネギ畑の葉っぱが折れたのを見て、手でわざわざ折ってやったらしい! 
 しかし、爺だってホントは知らなかった。ガイドブックを読んでたおかげで、恥をかかなくてすんだんだ。
 中生種はまだ折れないので、まず早生種の収穫。去年よりは格段にいいできだ。さっそく、新玉をやわらかく炊いて味わう。うーん、甘い! うまい!
 これには我ながら感動の一瞬。このぶんでは、おそらく中生種も期待できそうだな。ご満悦! 自画自賛!