その10 「ナメクジにやられたあ!」

 毎朝、赤く色づいてくるイチゴの実を眺めて悦にいるのがわが楽しみ、だったのだが……。
 地面に転がっているやつをよくよく見ると、中身がすっぽり抜けている。やはりカラスかヒヨドリの仕業? まあ、少々ならいっか、と放置していたが、やはり腹がつ。
 大仰な? とは思いつつ、ホームセンターに走って、ネットを買い求める。これでもう鳥にやられることはあるまい、とたかをくくっていたら……。
 翌朝赤くなった実を摘むと、やはり中身がない! よくよく見ると、中にナメクジ!
 これも、あれもナメクジに食われているではないか。

ネットをはったが・・・

▲ネットをはったが・・・

 さすれば犯人は鳥ではなく、ナメクジ? いやナメクジは中は食べてもちぎりはし
いないだろう。ならば共犯か?
 ネットで鳥は排除できたが、ナメクジは網をくぐってきたということか。ナメクジの忌避剤もまわりに撒いておいたのだが、敷きわらにはナメクジの這いまわった跡が歴然。彼らの体液が光っている。やんぬるかな!
 結局、被害にあわなかったのはわずか1割くらいか。仕方なくこれをジャムにして食す。ああ、今年もイチゴは失敗に終わった。来年こそは捲土重来だ。
 でもなあ、虫の被害はイチゴだけじゃないんだよ。葉ものはみんな覚悟しなきゃいけない。そりゃ虫にとってはなによりのご馳走だもんな。仕方ない。殺虫剤をぶっかけりゃ、防げるだろうけど、それはどうもなあ。敬虔な仏教徒?としては殺生はしたくない。
 虫様の残りをいただくことにする。そう思ってあきらめている。虫が寄ってくるほどおいしいのだ、と思うことにして……。

虫に食われた哀れな白菜

▲虫に食われた哀れな白菜

 【花】いまは何と言っても、バラだ。去年は爺がいいかげんに剪定したら、さっぱりだった。バラの剪定は難しい。書棚にあった専門書を眺めるが、何を言っているの理解できない。早々とギブアップ!
 今年は隣りの自称専門家のY爺に剪定してもらった。すると見違えるばかりに開花した!

次々に咲く蔓バラ(白いのは芍薬)

▲次々に咲く蔓バラ(白いのは芍薬)

 赤、ピンク、黄と咲き誇る。なによりつるバラが息を吹きかえしたようにたくさんの花をつけて次から次へと咲いて、楽しませてくれる。さすがY爺! 
 わざわざ通りがかりに車をとめて見ていく人もいる。ちょっと鼻高々? 
 でも感心している場合じゃないよなあ。来年は爺も自分でやらなきゃなあ。