その17 ツクツク法師はまだか!

 今朝6時、ツクツク法師の鳴く声を聞いた。
 オッ! もう秋の知らせか? でも、ひと声か、ふた声。気の早い奴が鳴いただけのようだ。
 そりゃ、そうだ。今日も35度とテレビは警告している。カナカナもまだ鳴かないのだから。
 それにしてもいつも最初に鳴きだす山鳩の声が今朝は聞こえない。
 ツバメの子が3羽、向かいの4階建てにつくった巣から飛びだしてくる。いったん電線で小休止、すぐに朝食の小虫探しに遊泳を始める。同じ動作をめまぐるしく繰返す。
 植物や動物たちの体内時計はどうなっているのだろう。異常酷暑にも影響を受けず正常に時を刻むものだろうか。

 夏休みの「観察日誌」はこれくらいにして、作業にとりかかる。
 今朝は畑の西南隅で茂り放題のアジサイやツツジ、雑木の下刈り。その下で伸び放題の雑草を引っこ抜く。すぐに汗びっしょり。草むらはさすがに蚊が多い。蚊取り線香を足元でくゆらしながらの作業。
 ほんとはアジサイやツツジはいまは剪定時期ではない。サボっていたためムリ筋の剪定だ。

 秋野菜の植付け前に庭木の剪定が待っている。こいつは少々骨だ。
 いつもは植木屋さんに頼んでいるのだが、今年は自分で挑戦してみることに。
 まず適期の月桂樹、ユズリ葉、サカキ、南天……。これは何とかなりそうだが、7本あるイヌマキ。こいつは背丈もあるのできっと難渋するだろうなあ。
 ツバキ、サザンカ、ツツジ、サクラ、サルスベリ、モクレン、ユキヤナギ、ロウバイ、梅もやりたいのだが、いずれもサボっていたので適期をとっくに過ぎている。適期をはずれてやると花芽がつかなくなる。
 月桂樹の乾燥した葉っぱは、時おりカレーライスのなかにかみさんが入れるのでお目にかかるが、その花は見たことがない。一度咲かせてみたいと、まずこいつからとりかかることにする。

 ともかく秋風よ、早く吹け!

▲伸び放題の月桂樹の新芽。
うまく花を咲かせることができるかな?