その19 猛暑のせいで……

 昼間はまだ35度前後と異常な暑さだが、それでも朝晩は少し涼風が頬をなぶるようになってきた(ように思える、ホント?)。
 あいかわらず畑に早朝出勤。
 この猛暑の畑の総決算をと、ふりかえってみた。

 一年近く食べつづけてきたネギ(九条、万能)の元気がなくなってきたので、新たに播種。ところが一カ月たっても発芽しない。おそらくこの異常な高温のせい? 仕方なく枯れた九条ネギを買ってきて植え付けた。水遣りを続け、何とか持ち直しそう。
 トマトとキュウリは収穫をはじめてまもなく突然枯れてしまった。猛暑か害虫か不明。あわてて苗を補充、しかしあまり生育はよくない。前年のとってもとっても一晩で大きくなる、あの生長にはほど遠い。
 蚊に食われながら、あんなに水遣りをしたのになあ!
 イチゴのなめくじ禍からイチジクの突然の枯死まで今年の夏は散々だった。

 スイカ、カボチャは去年のカラス害にこりて備えをやったのだが、やはり失敗。受粉がうまくいかなかったのか?いやそんなことはあるまい。たしかに蜂は少なかったが、飛んでいたし、蝶は多かったはず。
 カボチャは雌花が咲き出したので、よしよし、人口受粉せねば、と思ったとたんに台風のあおりの強風と雨に花をたたき落とされ、それからというものは雄花しか咲かなくなった。
 葉ものは徹底的に虫に食われてしまった。キャベツ、白菜、ほうれん草……。まるで虫の餌作りに精出していたようなものだ。わが口に入った白菜は芯だけだった。キャベツは写真のように哀れな姿。夏大根も生育不良。

▲雄花ばかりで雌花の咲かぬカボチャ

▲虫に食われて結球できなかったキャベツ

 これすべて猛暑のせいではないだろうが、まずは惨敗と言ってよい。
 蝉の声が聞こえなくなり、夜は虫の声も聞こえだした。でもどことなく、元気がない。
 そろそろ秋野菜の準備、と思うのだが、なにせこの酷暑続きでは、まだまだ土中温度も高く、播種、植付けは見合わせ中。
 どうなってんだ!今年の夏は。