その26 凄い!植物の生命力

  台風をはさんで雨が続いた。昼間曇っていても、寝ているあいだに降られると、土が水を含んで作業にならない。旅で遅れた作業がさらにおくれてしまった。農ってやはりお天気まかせなんだ。焦っても仕方ない。

 9月に葉物野菜が虫に食われてしまった! と、このコラムで嘆いた。とりわけキャベツは虫の集中砲火をあびたように無残にやられた。
 でも、野菜というのはいったいどのくらい再生可能なんだろう、とためしに一本だけ虫食われのまま残しておいたら……。

 これがナント、ナント、見事に再生、復活、結球しているではないか!
 驚いた。ほとんど信じられない思いだ。素晴らしい。
 ほぼ葉脈だけになっていたのに、わずか2ヵ月でここまで再生、残っていた芯が伸びて、球を巻いている。もう一回、素晴らしい!
 植物の種のというのは、少々の障害など克服してここまで生長・再生する遺伝子、いや精霊ごときものをうちに秘めているのではないか。
 この生命力は凄い! 脱帽、賛嘆、感嘆。
 そんなわけで今回はビックリ・マークの連発になった。

▲無惨な姿…しかし2ヶ月後…。

▲見事に再生!さてお味は?

 驚いてばかりもいられない。作業は大幅に遅れているのだ。
 どうやら明日からしばらく晴天が続くらしい。ナス、オクラ、シシトウの収穫もそろそろ終わりに近づいた。狭い畑のローテーションを考えながら、明日からは玉葱などの植付けをしなければなるまい。