その27 玉葱を植え付けたが…

 秋をすっ飛ばしていきなり冬になったような按配だ。寒気が押し寄せてきた。
 やっと玉葱を植え付けた。去年は200本も植えたが、今年は150本に押えた。うち50本が極早生、残りは晩生。今年はホームセンターの苗を避け、自前の圃場で苗作りをやっている種苗店の苗にする。
 極早生は晩生よりも1ヵ月も早く収穫できるはず。「晩生のメリットは?」と種苗店の親爺さんに初歩的な質問をすると、何だ、そんなことも知らんのか!という顔をされたが、ちゃんと教えてくれた。「そりゃ、長く保存できるからさ」
 なるほど。確かに去年の早生種は晩夏にはもう芽が出て、あわてた覚えがある。
 玉葱というしろもの、一本の苗から一個しかできない。イモのように一本から何個もというわけにはいかぬ。わがまま爺にはなんとも非効率に思えるなあ。

 枯葉が落ちる。強風にあおられてざわざわと落ち、みんなどこかに飛んでいく。カミサンは毎朝ぼやきながら通りを掃いている。
 落葉樹の大半は葉っぱが落ちた。見上げれば、百日紅が紅葉して夕日に映えている。でもこれだけではちょっと寂しい。
 で、晴れ間を待って、大山(鳥取県)、蒜山(岡山県)まで足を伸ばし、中国路紅葉散歩と洒落こんだ。これは見事、みごとであった。
 とりわけ大山の中腹一周道路は紅葉のトンネルがどこまでも続き、満足。南壁の険しい沢にはもう雪。おお、寒そう!
 帰ってみれば、もう毎晩降霜の季節。寒冷対策にさて、稲藁か、切り藁か、それとも籾殻がよいか?
 なにしろ寒気は強風を道連れにやってくるから、なまなかなことではすぐ吹っ飛ばされてしまう。で、藁と切り藁をすき込んでやった。でも自信ないなあ。
 こんなことでホントにあの冷気を防げるのかしら?

▲ちょっとわかりにくいが、玉葱の防寒対策
(奥が稲藁、手前は切り藁をすきこんだ)

▲わが畑の紅葉(百日紅)もまんざらでもないなあ