その28 枯葉の下ではもう芽吹いてる

 夜になると氷雨が降る。土が雨を大量に含んでいるので、土いじりができない。草もとりにくい。
 畑も庭も冬枯れだ。花は白菊にクロッカス、それにガーベラが少々。わびしい。
 
 で、家まわりの立木の剪定。八手、アオキ、南天、イヌマキなどなど。片っ端からバッサ、バッサ。花を咲かせぬ木々には遠慮がない。勝手なもんだね。
 伸びすぎて軒先にもぐりこんでいる奴もある。たしか半年ばかり前に伐ったはずなんだけどなあ。3時間で45リットルの大型ゴミ袋3個がいっぱいになった。

 しかし、花を咲かせ、実がなる木々となると、こうはいかない。適期を間違えて季節はずれに伐ったばかりに機嫌をそこねた木が花も咲かなきゃ、実もつけなかった苦い経験をした。 
 落葉樹が風がなくともパラパラ、サラサラと音をたてて枯葉を舞わせる。きれいに色づく紅葉と違って、こちら茶褐色の枯葉はなんともわびしい。老いの身にはこたえるなあ。

 わが庭の春爛漫のシンボル?コブシ(辛夷)の枯葉に近寄ってみると、早くも枯葉の下には新芽が芽吹いてる。おお!こいつがピンク色の春告花になるのか!
 しかし「整枝は落葉期の12月~2月に花芽を確認してやれ」とテキストが警告している。もうしばらく待たねばなるまい。
 ああ、忘れてた。明日は寒肥、お礼肥の発酵鶏糞を買いに行こう。

▲わびしき枯葉(手前がコブシ、向うがフジ)

▲枯葉が落ちたあとにはもう芽吹きがみられる