その36 餌を求めて鳥たちが

 まあ、今年は雪がよく降ってくれる。
 いまも畑はすっぽり雪の下。元旦以来、もう間もなく3週間になろうというのになかなか黒い土が見えない。
 春の気配はロウバイだけか。といってもこれもいったん膨らみかけたのに、寒波に恐れをなしたのか、再び縮みあがってつぼみを堅くとじてしまった。
 

▲ロウバイ

 それでも積雪がすこしずつ薄くなり、背丈のあるブロッコリーが頭を出した。
 そのわき芽を食べにツグミが毎日やってくる。チョンチョンとわき芽をついばんでいる。
 このわき芽を収穫しようとしたが、どうやら寒さで生育も悪そう。鳥たちの餌に提供することにした。
 この寒波で小鳥たちも餌に困っているようだ。ヒヨドリ、ツグミ、メジロなどが畑にあらわれては、木の下や物陰のわずかに黒い土のみえる場所で餌をさがす。小虫でもいるのだろうか。なぜかスズメとカラスの姿があまり見えない。
 どこかにいい餌場をみつけたのか。
 一本のイヌマキの幹の根元は鳥たちに皮をはがれてほぼ丸裸。皮の下の子虫がお目当てだったようだ。

▲ツグミ