その66 雪景色の畑も悪くないなあ

 暮れの積雪8センチ、ホワイトクリスマスになった。
 もっとも耶蘇の信徒じゃない爺には関係ないが。
 これでこの冬の積雪は終わり? なんて思ったら甘かった。
 新年4日になって朝から降り始め、5センチ。おやおや、今年もまた大雪かいな。それだけは願い下げにしたいのになあ。
 去年は晦日からの大雪で立木は折れるは、藤棚は倒壊するは、散々だった。
 
 畑いちめん白塗り化粧で、木屑の山や草山を覆いつくしてくれた。おかげでいまのところ見た目はきれいだが。
 ロウバイが香る。雪を背負って黄色に映える。墓だ、床の間だ、と切花に使うので樹形はあまり感心できぬが、それでも唯一のいろどり。
 おっと、金柑も雪におしつぶされそうになりながら、色づいている。これは去年の豪雪で幹が折れてしまったが、どうしてなかなかしぶとい復活ぶりである。
 夏みかんの大木は春先に枝葉をばっさり切ったので、わずかに10個ばかりが色づきはじめた。収穫は冬なのにどうして夏ミカン?
 
 予想通り、防寒対策をサボッたタマネギは雪におおわれて震えている。因果応報、自業自得ってヤツだ。

(出雲在・三原 浩良老生)

▲雪をおぶったロウバイ。足元のタマネギは寒そうだ。

▲金柑は色鮮やか