その77 意気さかんな野菜たち

 草取りがひとまず一段落、畑のあちこちに草の山ができたが、ひとまずはほっとした。
 タマネギの葉っぱの勢いが衰えない。そろそろ葉っぱが折れて収穫を催促されるかと待ち構えているのだが、なかなか折れない。
「葉っぱが元気なうちはまだ生長してるんだからとらないほうがいいよ」とテレビの園芸教室が教えてくれるので、いましばらくこのままに。
 エンドウもたくさん実をつけて元気がいい。隣のソラマメは上向きのサヤがそろそろ下を向き始めたから、こいつもまもなく収穫だ。
 
 今日は作業の谷間か。のびのびになっていたチューリップの球根を掘りあげてやる。分球している小さなヤツも含めて30個ばかりをネットに入れ、つるして保存する。土中深いところはスコップで掘ったが、だいぶいためてしまった。
 ホントは水仙もやらなきゃならんのだが、こちらはとにかくめちゃくちゃ多いので、先延ばしにしている。年々花が小さく、あるいは花をつけなくなっている。この次にかたづけよう。
 
 ツツジが散ってしまい、花たちはすっかり初夏模様。白と紫の花ショウブが開花した。草の山をとり去ったので姿をあらわしたシャクヤクも白、ピンクが開花。
 ばらも花を開きはじめた。つるばらはまもなく満艦飾になりそう。
 この時期の畑は、花も野菜も爺をあきさせない。毎朝の見まわりが楽しみだが、これからの水遣りと蚊の襲撃を考えると少々気が重いなあ。

(出雲在・三原 浩良老生)

▲タマネギ畑

▲エンドウもそろそろ収穫

▲白い花ショウブ、それともアヤメ