高温の晴天が続く。畑の作業はしだいにつらくなってきた。汗が噴き出す。つれて蚊が襲いかかってくる。畑にも蚊取り線香必携の季節。
ツツジが散り、かわってサツキが咲きはじめた。
このふたつ同じ仲間だが、サツキは花期が旧暦(陰暦)5月に咲くから皐月というのだそうだ。つまり花期が違うだけ? フム、競馬でいえば皐月賞とダービーの違い?
まあ、並んでいると、好対照ではあるな。「ツツジは散ったあとにもう花芽がついてますよ」と、農学部でツツジを研究しているという女子大生が教えてくれた。フム、剪定には用心しなければならぬ。
いつになく今年はバラもよく咲く。ツルバラは散りはじめたが、こちらは赤、黄、ピンクともに花柄も大きく満開。寒肥がきいたか、見よう見まねの我流剪定が奏功したかな? はて。
タマネギやっと半分収穫。エンドウも収穫、明日はソラマメの収穫。
しばらくはピースご飯が毎食のように食膳に並ぶ。とても食べきれぬのであちこちに配る。とれたてはさすがに甘味がまさる。
トマトやキュウリも実をつけはじめた。なんだかせわしないなあ。
はやくタマネギの収穫を終えて、あとにサツマイモを植えねば、とあせる。
サツマイモの植えつけは6月でいいと思っていたのに、最近は苗屋さんが3月末から苗を売り出して、催促する。なにもかも前倒しの流れ、競争社会の弊?
そんな気もする今日このごろであります。
(出雲在・三原 浩良老生)
▲ツツジ散り、サツキ(右)が咲きはじめた
▲真っ赤なバラ満開(手前はミント)