その83 アンズも病気に完敗!

 そろそろアンズが色づいてきた、と思っていたら、ポトン、ポトンと実が落ちる。落果しきり。
 面倒だから摘果はしない。だから毎年、木が勝手に自分で摘果する。それにしても今年はやけによく落ちるなあ。よくよく見れば、病気が大発生している。
 枝の先端が枯れ、果実は茶色に変色して縮んでいる。色づいたのも虫食いあとが目立つ。ええい、ままよ、とみんな叩き落として、枯れた枝を伐る。
 ものの本にはアンズの病気が列挙してある。どれだかよくわからん。いずれにしろ、薬液散布で防除しろ、とある。そんなこと言われてもなあ。こんな高い木に登って噴霧器で薬をぶっかけろというのか。爺にはとても無理だ。
 無事だったのはわずか2、30個か。カミサンは「もったいない」と、かのノーベル賞受賞者のようなことをつぶやきながら、醤油と酢につけてエキスをとりだすという。
 
 ロクでもないことは続くもので、植えたサツマイモがみんな枯れてしまった。「今日が最後です」とホームセンターが言うものだから6月4日に求めた30本の苗、2週間たってもどうも活着した様子がない。
 みんな枯れて消えた。買ったときから、こんなに枯れた苗がうまく着くかなあと不安だったが、案の定。30本の紅東はみんな枯れた。
 別の種苗店で求めた紅はるかと安納イモ。各10本は元気にだから、こりゃ枯れた苗を売った店のせいだ。
 あわてて別の種苗店に走り、ふたたび紅東30本を買って、植えつけた。ああ、徒労!
 
 ダリアが咲きはじめた。黄色のユリも満開。アジサイも七変化をみせはじめ、とりわけ咢アジサイが雨に濡れると鮮やかだ。                   
 雨模様なので、剪定はお預け。汗だくで草取りの毎日が続く。

(出雲在・三原 浩良老生)

▲植え直したイモ畑

▲黄色のユリ満開。名前は忘れた!