その87 35度の猛暑のなか、剪定に挑む

 九州が大変な豪雨に見舞われた。
 かつて暮らしていた見慣れた光景が、水浸しになり、泥土におおわれている。
 テレビの画面を見ているだけで息苦しくなる。旧知の人たちに見舞いの電話を入れる。さいわい、避難寸前でみんな助かったようで、胸なでおろす。
 
 当地はそれほどの雨ではなかったが、それでも3日ばかり、畑には出られなかった。
 しかし、今度は酷暑。思いきって暑さの中に飛び込み、熱中症に挑む。後期高齢者になったわが身の体力テスト?
 伸び放題に伸びた雑草を横目でみながら、やり残していた剪定に挑む。
 今回はアンズ2本、サクラ、サンシユ、松2本、月桂樹……。
 麦わら帽とタオルが、またたくまにビショ濡れになる。ひんぱんに水を補給する。
 35度の炎暑のなかで5時間、熱中症にもならずなんとかやりとげ、高齢者体力テストに合格?
 これで畑のなかの立木の剪定はひとまず終了。
 
 まだ庭のほうが残っているが、これはボチボチやろう。
 ばっさり虎刈り剪定で、風通しは格段によくなった。たて込んだところではやはり病気が出ていた。
 それはいいのだが、陽ざしを避けて休憩できる場所がなくなったのには参ったなあ。

(出雲在・三原 浩良老生)

▲虎刈り剪定で日陰がなくなった