その88 減量には酷暑の草取り

 連日、35度の猛暑が続く。梅雨明けしたとはいえ、雨がさっぱり降らぬ。
 気象庁は「異常天候」だと警告し、テレビは毎日「熱中症にご用心」とやかましい。
 剪定はいち段落、さて今度は増殖をつづけていた畑のまわりの草取りにとりかかる。
 まずは気温のあがる時間帯、9時ごろからおよそ4時間、畑に出る。
 すぐに汗がしたたり落ちる。麦藁帽のしたのタオルはびしょぬれ。足元に蚊取り線香を二本くゆらす。ひんぱんに麦茶を補給しながらの作業。
 
 アッ、痛い! またハチに刺されたか。いやどうも違う。シャツの下に毒虫が入り込んだらしい。かきむしると、どんどん腫れがひどくなる。
 ひとまず撤退。薬を塗ってふたたび挑む。
 さすがにこんな無謀な作業を4日続けたら、ぐったりなった。でもまだ目標の半分しか終っていない。
 
 で、昨日から早朝に始めることにした。5時起き、さすがに気温はまだ30度前。でも7時を過ぎると、ぐんぐん暑くなってくる。
 早朝ウオーキングのおばさんが声をかけていく。やがて登校する小学生の声がしはじめる。
 早起きは三文の得とか。いままで気づかなかったが、睡蓮が二輪真っ白な花を開いている。う~ん、一服の清涼剤とはこのことかいな。50センチ四方の小さな水槽、なんの手入れもしていなかったが、開花していた。
 陽が高くなると、しぼむ。でも、二日で散ってしまった。
 かわって夏の花、サルスベリがピンクの花を開いた。サルスベリは畑のまわりに5本あるが、なぜか背丈60センチばかりのこの小さな木が先に花をつける。
 終って体重計にのぼって計量。夕べより4キロ落ちていた。

(出雲在・三原 浩良老生)

▲3日だけ開花した睡蓮

▲サルスベリが開花