その96 イラガに刺され、激痛走る

 台風一過、秋の深まる気配。で、少し早いが、雨の前にとサツマイモの収穫。
 今年はいつものベニアズマに加え、種苗店にすすめられてベニアズマをしのぐという紅遥、サツマイモは薩摩だろう、と鹿児島産の安納芋も植えた。
 ところが掘ってみると、安納芋は1本だけで、あとはみんな赤芋系だ。どうやら苗が間違っていたらしい。苗をみても素人には判別不能だ。
 食べてみる。まっ黄色の安納は粘りがあり、おいしい。でも知り合いにもらったホクホク系の鳴門金時はさらにうまかった。来年はこいつに挑戦するかな。

 白菜は勢いよく生育しているが、キャベツはやはり虫食いがひどい。根元に粒剤をまいたのに、これだ。ナメクジ駆除剤も撒いているが、こいつの効き目もどうなることか?
 虫といえば、椎の木の剪定をしていてイラガの幼虫に刺され、ひどい目にあった。葉っぱの裏にびっしり張りついていたので、ゴミ袋に入れたのだが、そのおりに刺された。
 激痛が走り、あっという間に中指、薬指が紫色に腫れあがった。目に見えないほど小さな針から毒液を送り出すらしい。
 ネットで調べると、おやおや、このイラガに刺されたご同役たちが対処法や駆除法を披瀝している。でも、後知恵ではどうにもならぬ。以後厳重注意だ。
 毒虫はまだまだいろいろ畑にはいる。写真をみてもなかなか判別がつきにくい。キャベツを食い荒らす害虫はどいつだろう。葉裏をみても姿がみえない。あるいは夜盗虫か。ならば、昼間探してもいないはず。葉物にそうそう強い薬は撒けないしなあ。

「花オクラって知ってる?」と知人に種をもらって撒いたのがまもなく開花しそうだ。こいつは実を食するのではなく、花しか食べられないそうだ。これもネットでみると、栽培法から料理のレシピまでいろいろ教えてくれる。こいつもはじめて秋の味覚に加わった。

(出雲在・三原 浩良老生)

▲またもや虫食いキャバツ

▲花オクラ、果たしてどんな味?