その98 椎の木の剪定で立ち往生した

 一日きざみに秋が深まる。
 畑の柿の実も色が濃くなってきた。でかい木のほうは季節はずれの剪定のせいかあまり実をつけないが、こちらの小さな木は毎年たくさんの実をつける。
 枝が重みで折れそうなので、半分以上は摘果したのだが、それでも20個以上が色づいてきた。こんな小さな木でよくこんなに実をつけるものだと感心する。
 かみさんに試食させたら「渋~い!」と顔をしかめた。

 ジャガイモの花が咲き始めた。まだ植えつけて40日ばかり。開花が早過ぎる。おそらく植えつけた種芋は、購入時にすでに一個に2~30も発芽していたから、そのせいで早熟なんだろう。となれば、ちょっと収穫はあまり期待できそうもない。
 これあるかと半ば予想していたので、数日後、別の品種「ニシユタカ」を追加して植えつけた。こちらは花どころか、まだ背丈も低い。土寄せして生育を待つことに。

 今日は3本のうち残り1本の椎の木の剪定に挑戦する。2メートルの脚立の最上部に登っても、てっぺんまでは高枝伐り鋏が届かない。
 弱った。いったん休止。さてどうするか、やはりよじ登るしかないのか。でも、ちょっと自信がない。
 小型チェンソーをかついで脚立に乗った友人が、こけ落ちて入院したばかり。う~ん、思案のしどころだが、でもこのままでは何とも格好がつかないしなあ。

(出雲在・三原 浩良老生)

▲柿が色づいてきた

▲ジャガイモの花