その104 好天に秋ジャガを収穫

 おお、朝からめずらしく快晴じゃないか。気温もぐんぐんあがる。
 これを逃がしたら、いつまた晴れることか。あわてて畑に出る。
 はじめての秋植えジジャガイモの収穫にとりかかる。なんでも収穫は気持ちがはずむ。期待と不安。収量は少ないが、でかいのができるという出島12個、保存がきくと種物屋がすすめたニシユタカ12個の種芋を9月はじめに植えた。
 少ない? だってまだ春ジャガがいっぱい残っている。老夫婦には十分すぎる。
 出来は? まずまずか。味は? これから試食する。

 この好天をのがしたくない、と野菜類の間引きと草取り。霜が降るようになり、今週は雪も降りはじめると予報が教える。防寒対策はことしもパスか。まずは土をしっかりよせて土の力に保温を期待する。

 庭のサザンカが次々に咲きはじめた。老いたモミジの赤を背景に純白の花が「凛」という文字を思いおこさせる。冬の定番ではあるが、サザンカの真っ白の花弁は、我ひと、みな昨今では忘れた「凛」とした生き方を示されているようで思わず身が引き締まる。

(出雲在・三原 浩良老生)

▲収量にはちょっと不満だが……

▲紅葉の奥でひっそり咲くサザンカ