太閤道伝説を歩く
道から歴史が見えてくる

A5判・並製本・288頁
ISBN4-902116-50-2 C0021
定価 2400円 (+税)
2006年2月発行
紹介

九州に残る豊臣秀吉の三つの行軍路(天正15年〈1587〉と文禄元年〈1592〉)は“太閤道”として、九州の近世主要街道(長崎・唐津・薩摩街道)のルーツとなった。この太閤道を現地踏査と文献により完全調査。道の整備と共に各地に残された拝領物、井戸、橋、茶亭、宿陣、神社などについて考察。歩きながら街道の位置とその歴史を検証する。地図を多数掲載して、街道のガイドブックとしても役立つ一冊。

著者

牛嶋 英俊

うしじま・えいしゅん
うしじま・えいしゅん

昭和21年(1946)福岡県直方市生まれ。同志社大学文学部(考古学専攻)卒。埋蔵文化財調査、町誌編纂など、地域史を研究。現在、市立直方歳事館館長。著書に『筑豊を歩く』『筑前六宿・長崎街道』など。

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