読んだ、知った、考えた 2016-2022

376頁
978-4-86329-266-6
定価 2000円 (+税)
2023年4月発行
紹介

言いたいことではなく、言うべきことを言おう◆世間を知るためのコラム85篇。会員制で多くのジャーナリストに定評のある月刊誌「選択」に、2000年から23年間にわたって連載を続けており、本書はその中から2016〜2022年の7年分をまとめたもの。本と人をめぐり国内海外の社会情勢にも常に目を配りながら深く掘り下げたコラムが長く読みつがれている。多様で幅広い視点で、各界の人物へ接近するその筆力が素晴らしい。

目次

Ⅰ 人の章
 たいまつの火消える
 オカラはカスにあらず
   オリンピックの虚実
Ⅱ 人生の章
 予知は不可能と知る
 西郷隆盛の不思議さ
 かい人21面相の暗黒
Ⅲ 政治の章
 大日本帝国と北朝鮮
 記者をなぜ殺したのか
   「角栄潰し」の下手人
 アベノヒトリズモウ
Ⅳ 戦争の章
 戦争はある日突然に
 メルケルとプーチン
 独裁者は殺戮を好む
Ⅴ 新聞・ジャーナリズムの章
 キャスターの運鈍根
 記者シーハンの闘い
 冤罪事件と新聞記者
Ⅵ コロナの章
 コロナとチャペック
 嘘から出た東京五輪
義烈の人―渡辺京二さんを悼む
ほか

著者

河谷 史夫

かわたに・ふみお

1945年生まれ。早稲田大学第一政治経済学部卒業。70年、朝日新聞社に入社し、社会部、社会部デ
スクを経て企画報道室編集委員、編集部特別編集委員、論説委員、2010年定年退社。社会部時代は警察、教育、公費天国キャンペーン、農政など担当。「幻の童謡詩人・金子みすずの発見」を報じる。また昭和天皇死去の前後、東京に広がった自粛の風景を連日「自粛の街を歩く」という詳細なレポートにした取材班のデスク兼キャップ。九二年から二年四か月、コラム「きょう」を担当。94年4月から7年、書評委員を務め、2003年一月から5年、コラム「素粒子」を書いた。現在、朝日新聞社友、夢の庭画廊(上田市)友の会会長。著書に『読んだふり』(洋泉社)、『一日一話』(洋泉社・新書y)、『何度読んでも、いい話』(亜紀書房)、『新聞記者の流儀』(『記者風伝』を改題、朝日文庫)、『酒と本があれば、人生なんとかやっていける』(言視舎)、『夜ごと言葉に灯がともる』(彩流社)、『持つべき友はみな、本の中で出会った』(言視舎)などがある。