ニュータウンのあの頃とこれから
日の里団地1971-2021

250頁
978-4-86329-255-0
定価 1800円 (+税)
2022年8月31日発行
紹介

高度経済成長期に全国各地に造成された広大なニュータウンのひとつ《日の里団地》。それから半世紀をへて、福岡県宗像市に、人口1万1200人(約5500世帯)の街として、様々な問題を乗り越えながら生き続けている。
 住民の高齢化、空き家の増加、商店の撤退、など各地のニュータウンに共通する課題をどう乗り越え、どのような街に変貌しようとしているのか。貴重な写真120点と住民の声、さらに街づくり研究の専門家たちの支援等がひとつになって、その過去と近未来を語る画期的な一冊。

目次

I 故郷からニュータウンへ
II まちをつくる
III 商店の人々
IV 子どもたち
V 未来をつくる
VI 記憶を積み重ねて
日の里年表

著者

山田 雄三

やまだ ゆうぞう

1978年徳島県生まれ。福岡大学大学院人文科学研究科史学専攻博士課程後期満期退学。福岡大学福岡・東アジア・地域共生研究所研究員を経て現職。大学と地域をつなぐ地域連携コーディネーターを務めるとともに、歴史・防災・男女共同参画・地域福祉をはじめとした多様な分野でまちづくりの実践活動に取り組む。著書に『地域から考える世界史̶歴史教育の新潮流̶』(共著、勉誠出版、2017年)などがある。

ひのさと記憶プロジェクト実行委員会

日の里地区の記憶(写真・証言・資料など)を収集・保存し、次世代へと継承していくことを目的に、2017(平成29)年4月に活動を開始。日の里内外から、大学関係、学生、新聞記者、福祉関係、建築関係など多様な職種の有志メンバーが集まり活動を行っている。日の里地区の住民の協力のもと、これまでに約120名への聞き取りと約700点の写真のデジタル化を行った。収集した写真や証言は、「日の里まつりの記憶展」(2017年)、「ひのさと記憶プロジェクト展」(2019年)、「ひのさと記憶ミュージアム」(2021年)などの企画を実施し住民へ公開したほか、まちの記憶資源として日の里学園の地域学習の素材として活用されている。