紹介
アメリカが中心となり構築してきた国際秩序は、米国パワーの減退によりどうなるのか。2024年、大統領選前に予想した4つのシナリオを、トランプ氏が大統領となった今、振り返る。
「トランプ2.0のアメリカの振る舞いは、これまでの覇権国アメリカとは全く異なったものとして、これからの4年間私たちの目に映ってくることになることは間違いありません。」 (「あとがき」より)
目次
Ⅰ アジアと国際秩序の現在
アメリカ政治の現状
アメリカとは何かを巡る争い
国際秩序の現在
米中関係を中心に世界を振り返る
日米関係における変化
台湾情勢について
ロシアと北朝鮮の接近
Ⅱ アメリカ大統領選挙後の世界と日本
アメリカ大統領選挙後の外交
今後の世界はどうなるのか
日本に求められるもの
著者
佐橋 亮
さはし・りょう
1978年、東京都生まれ。東京大学東洋文化研究所准教授
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了
主な著書:『共存の模索 アメリカと「二つの中国」の冷戦史』(2015)『アジア太平洋の安全保障アーキテクチャ 地域安全保障の三層構造』(共著、2011)他
弦書房より発行の関連書籍
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