紹介
時の流れの中で
磨き上げられる「歌の心」
平穏な日常と表裏一体の
不条理な分断や紛争に
歯止めをかける《杭》として、
言葉の力そして
「歌」の共鳴力を信じたい。
◆静かに語りかける歌言葉が胸を打つ
目次
序歌
Ⅰ
地震
奥能登
ウクライナ
南の島
杭
Ⅱ
風の方位
花の記憶
古今伝授の間
曲水の宴
和膳
Ⅲ
スモールワールド
熊野川
冬の延暦寺
山の辺の道
色彩のドラマトゥルギー
復興の歌
Ⅳ
小泉八雲
クレオールの海辺
『怪談』考
あとがき
著者
西川 盛雄
にしかわ・もりお
にしかわ・もりお
1943年生まれ。1969年大阪大学大学院文学研究科修了、1973年ミネソタ大学大学院留学、1985年英国ランカスター大学大学院留学。専攻は英語学/言語学・異文化理解。現在熊本大学客員教授/名誉教授、放送大学客員教授。主要論文・著書:『ラフカディオ・ハーン=近代化と異文化理解の諸相=』(編著、九州大学出版会)、『ハーン曼荼羅』(編著、北星堂)、『英語接辞研究』(開拓社)、『俳句は国境を越えて』(弦書房)、『ラフカディオハーンの英作文教育』(共著、弦書房)。
弦書房より発行の関連書籍
一筆啓上 漱石先生 | |
ラフカディオ・ハーンの英作文教育 | |
俳句は国境を越えて |