思想・評論  28件

丸山豊の声

医師にして詩人。星雲のような人・丸山豊(1915-89)。いま、その声に耳を傾け、伝えようとしたこと、目ざしたものは何だったのかを山本源太・古賀忠昭・鍋島幹夫・松原新一 が縦横に語り合う。
《丸山豊》軍医としてビルマに従軍、戦後は開業医の傍ら、詩誌「母音」を刊行、谷川雁・森崎和江・川崎洋・松永伍一らを世に送り出した。戦争体験を主題に随筆「月白の道」(創言社)を出版、戦争を生きのびた静かな勇気の書として、今なお読み継がれている。詩人としての長年の業績に対し、平成3年「丸山豊記念現代詩賞」が創設された。

  • 172頁
  • 978-4-86329-073-0
  • 定価 1900円 (+税)
  • 2012年4月下旬発行
未踏の野を過ぎて

名著『逝きし世の面影』『黒船前夜』の著者がはなつ現代世相論。
現代とはなぜこんなにも棲みにくいのかー前近代から近現代へと変貌し続ける世相の本質をつかみ生き方の支柱を示す。東日本大震災にふれた「無常こそわが友」の他、ことば、生と死、仕事、身分、秩序、教育、環境など現代がかかえる歪みを鋭く分析し、前近代の中に解決の糸口を見い出そうとする評論集【30編収録】。

  • 四六判 232頁
  • 978-4-86329-063-1 C0095
  • 定価 2000円 (+税)
  • 2011年10月発行
三島由紀夫と橋川文三【新装版】

橋川を師と仰ぐ著者が、両者の著作・発言を精査・渉猟し、この戦後史の謎解明に挑んだ労作評論の新装版。戦後の三島の自死を誰よりも早く予感した橋川と、橋川を「真の知己」と呼んだ三島との共鳴。しかし「戦前」の自己を「罪」とする橋川、「戦後」の人生を「罪」と自ら処断した三島、二人の戦後のベクトルは逆方向へ向かう。なぜかー。話話題の書が新装版として復刊。

  • 四六判 290頁
  • 978-4-86329-058-7 C0095
  • 定価 2200円 (+税)
  • 2011年4月発行
1555
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宝子たち

胎児性水俣病発見より50年。半世紀を患者とともに歩んできた著者が、胎児性水俣病が語る未来へのメッセージ、障害と共生する「いのち」の尊さを伝える。

  • A5判・並製・200頁
  • ISBN978-4-86329-028-0 C0036
  • 定価 2000円 (+税)
  • 2009年10月発行
中原中也と維新の影

維新の影を追いつづけた最後の長州藩士・中原中也。彼の詩に宿るキリスト教と東洋的美意識(もののあはれ)を読み解きながら、幕末維新の精神史を探る異色の評伝。詩にこめられた奇抜にして不穏なことばから導かれる近代日本の矛盾を再考する。

  • A5判・並製・272頁
  • ISBN978-4-86329-022-8 C0095
  • 定価 2200円 (+税)
  • 2009年6月発行
654
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アーリイモダンの夢

西洋近代文明とは何であったのか--「世界史は成立するか」「アーリイモダンの夢」「カオスとしての維新」「石牟礼道子の自己形成」他、ハーン論、イリイチ論など30編収録の最新評論アンソロジー。前近代の可能性を探り、近代への批判を重ねる論集。

  • 四六判・並製・288頁
  • ISBN978-4-86329-005-1 C0021
  • 定価 2400円 (+税)
  • 2008年7月発行
Q&A哲学の歴史

難解な哲学の歴史を教壇から教えるような語り口で平易に解く。ソクラテスからサルトルまで、14人の哲人の思索を小伝とQ&Aでつづる哲学入門書。【目次から】タレス「万物の根源は水だ」/ソクラテス「自分の無知を知っている」/プラトン「善悪二頭立ての馬車」/アリストテレス「世界で最初の動植物園」/デカルト「我思う、故に我あり」/ショーペンハウエル「意志がすべての現象の源泉」/ヘーゲル「否定なくして発展なし」/ダーウィン「好きなことに没頭する」/マルクス「哲学は解釈ではなく変革だ」/サルトル「自らを未来に向けて投げる」

  • 四六判・並製・192頁
  • ISBN978-4-902116-94-6 C0010
  • 定価 1800円 (+税)
  • 2007年12月発行
対論「沖縄問題」とは何か

沖縄戦とはなんだったのか、日本復帰という選択、基地依存経済、自立への道、「米軍再編」……。沖縄を代表する団塊世代の論客ふたりが30のテーマで論じあう。
付・対談「沖縄の歴史、国家、自立」

  • 四六判・並製・240頁
  • ISBN978-4-902116-90-8 C0021
  • 定価 1800円 (+税)
  • 2007年7月発行
石牟礼道子の世界

名作誕生の秘密、水俣病闘争とのかかわり、特異な文体……時に異端と呼ばれ、あるいは長く文壇から無視されてきた「石牟礼文学」。渡辺京二、伊藤比呂美ら10氏が石牟礼ワールドを「読み」「解き」解説する多角的文芸批評・作家論。

  • 四六判・並製・264頁
  • ISBN4-902116-67-7 C0095
  • 定価 2200円 (+税)
  • 2006年10月発行
〈追想〉具島兼三郎

満鉄調査部を経て、戦前のファシズム研究に始まり、国際情勢分析、戦後はアジアの民族運動、中国革命、現代の植民地主義、安保問題、核・平和問題など「戦う政治学者」として常に時代と正面から向かいあった具島の生涯とその仕事を、ゆかりの人々が振り返る。

  • A5判・並製・240頁
  • ISBN4-902116-62-6 C0095
  • 定価 1800円 (+税)
  • 2006年8月発行
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