満州国の最期を背負った男 星子敏雄

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四六判/224頁/並製
978-4-86329-137-9
定価 2000円 (+税)
2016年7月発行
 

「民族協和・アジア解放」という信念から、満州建国に高級官僚としてかかわり、その後、満州警察のトップとして国家運営の一端を担った星子敏雄。満州国破綻後も逃亡せず、最後までその責務をまっとうした清廉の人。満州国終焉後、ソ連軍に逮捕され、シベリア抑留11年を生き抜いた、壮烈な生涯を描く。長くその評伝が待たれていたが、シベリア抑留期の資料が皆無だったため、断片的な人物像しか伝えられていなかった。ところが、2000年から2010年にかけてロシア政府からその抑留期の個人資料が返還されたことにより、星子の全生涯の輪郭を浮かびあがらせることができた。

荒牧 邦三

あらまき・くにぞう

1947年熊本県生まれ。熊本日日新聞社社会部長、論説委員、常務取締役を歴任。現在、熊日会館社長。著書に『ルポ・くまもとの被差別部落』(熊本日日新聞社)『ここにも差別が―ジャーナリストの見た部落問題』(共著、解放出版社)など。

【目次抜粋】
第1章 生涯の礎――東光会の精神
    座禅の心/アジアの復興
第2章 満州国の光と影――侵略と協和のはざまで
    甘粕正彦のもとで警察創設/満州国警務総局長としての責務
第3章 シベリア抑留11年――獄中に東光あり
    モスクワ、レフォルトブスカヤ監獄/俘虜郵便
第4章 祖国の土――星子の沈黙が語るもの
    昭和31年12月26日、舞鶴港/精神の自由を体現した政治家
こんなのもアリマス

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