紹介
今日も明日も、子どもたちはことばを待っている--福岡市の小学校教員である著者は、25年間、児童たちに毎日詩を書くことを指導している。赴任校は市街地・山間部等多岐にわたる。これらの「詩のノート」に書かれた児童詩から500編を収録、子どもと「作文先生」の心の交流と、子どもたちを取り巻く暮らしのありようがみえてくる類のないドキュメント。
目次
自然豊かな学校
大きな川が流れる街中の学校―特別支援学級
電車の音が聞こえる街中の学校
海と山のある分校
団地が建ち並ぶ街中の学校
丘の上にある街中の学校
史跡に囲まれた学校
二五年の歩み
著者
早崎郁朗
はやさき・いくろう
はやさき・いくろう
昭和28年(1953)、鹿児島県屋久島生まれ。西南学院大学法学部卒。福岡市の公立小学校教員